アビームコンサルティング、 レーシング用のデータ分析装置およびプログラムを開発し、特許を取得
アビームコンサルティング株式会社(ABeam Consulting Ltd.)は、モータースポーツにおけるレーシング用のデータ分析装置及びプログラムを開発し、特許を取得したことを発表した。
新しく開発された分析装置及びプログラムでは、レーシング車両の車両速度やブレーキ圧、タイヤの摩耗情報をはじめとする車両データや心拍数などドライバーから得られる様々な大量のセンシングデータから、車両の制御分析に有用なデータのみを自動で選択することができるという。
これにより、刻一刻と状況が変化するレースにおいて、リアルタイムな施策の導き出しにつながるという。
また、開発に合わせてレーシング車両のタイヤの摩耗具合や重心位置情報のリアルタイム変化を分かりやすく表示する機能に関して、特許を取得している。
アビームコンサルティングがスポンサードする佐藤琢磨選手が参戦中のインディカーシリーズ第16戦において、この特許を活用したシステムが提供されており、第16戦での佐藤選手の優勝に貢献している。
なお、佐藤琢磨選手は19年もインディカーシリーズへの参戦が決定しており、来シーズンのさらなる活躍に期待がかかる。
https://www.abeam.com/jp/ja/about/news/20180914
(アビームコンサルティング プレスリリース)