アクセンチュアとUNGC、サステナビリティに関するCEO調査を発表
厳しい世界情勢に直面しているCEOの現状が明らかに
アクセンチュアは、国連グローバル・コンパクト(UNGC)と共同で実施したサステナビリティに関するCEO調査で、厳しい世界情勢に直面しているCEOの現状が明らかになったと発表した。
アクセンチュアとUNGCは、CEO調査プログラムにおいて、企業のサステナビリティ活動の進捗を幅広く検証し、CEO、経営幹部、国連幹部の主要な見解を取りまとめた報告書を作成・公開している。
過去12回のうち最大規模となる今回の調査レポートは、128ヵ国18業種の2,600名以上のCEOを対象とした調査と130名以上に実施したインタビュー結果に基づいているという。なお、日本では132名が調査に参加し、11名がインタビューに応じた。
同レポートによると、CEOの93%が「現在、10以上のビジネス上の課題を抱えている」と回答し、87%が「世界規模で混乱が続く中、持続可能な開発目標(SDGs)の達成は難しい」と答えた。
一方で、98%ものCEOがサステナビリティを自らの役割の中核と捉えており、過去10年間のCEO調査を通じて、CEOのサステナビリティに関する意識は15%向上したという。
また、66%のCEOが「レジリエンスを構築するために長期的な戦略的パートナーシップを締結している」と回答しており、これらの企業は、サプライチェーンの再構築、従業員のリスキリング、資源活用の見直しを行うとともに、物理、デジタル、生物学を横断したテクノロジーを活用した革新的なソリューションを開発し、地球規模の課題に取り組んでいると述べている。
インタビュー調査では、企業のレジリエンスを構築するための主要な取り組みとして、科学的根拠に基づく気候変動目標の設定、従業員の多様性への投資、テクノロジー・ソリューションに関する業界の枠を超えたパートナーシップの締結、サプライチェーンの可視性の向上、生物多様性保全の促進などが挙がった。
https://newsroom.accenture.jp/jp/news/release-20230309.htm
(アクセンチュア ニュースリリース)
◆アクセンチュアに関する記事はこちら
https://consul.global/newscat/accenture/
◆サステナビリティに関する記事はこちら
https://consul.global/?s=%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3