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新規事業立ち上げ支援|「DXコンサル事業」成功のプロセスとは|プロジェクト事例【構想策定・人材戦略】
新規事業立ち上げの勝ち筋とは?営業戦略や人材強化など幅広にご支援
DXを筆頭にサステナビリティ領域や人的資本経営など、様々な経営課題に対する取り組みが求められる中、成長企業のコンサルティング活用は年々増加しています。本記事では、お客様の真の価値創出にこだわり続ける、コダワリ・ビジネス・コンサルティングがご支援させていただいたクライアント企業様のプロジェクト事例をご紹介します。
◆クライアント情報◆
クライアント :クライアントA (※社名、主事業内容は非公開)
クライアント規模 :業界トップ3
支援コンサル会社 :コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
カテゴリー :#新規事業 #戦略 #営業戦略 #営業スキーム構築 #アライアンス #コンサルティング #DX #DX人材 #人材育成 #組織設計
目次
背景・課題
クライアントは中期基本戦略を実現するために、これまで蓄積してきた豊富なデータ、各種方法論を最大限に活用したDXコンサルティングビジネスの構築・拡大を推進してきました。しかし、DX コンサルティングビジネスにおいて目指す方向性や主とするコンサルティング領域/業界および、「何を」「どのように」「どのようなスケジュール」で進めるべきかといった具体的な施策まで落とし込むには至っておりませんでした。
そこで、コンサルティングファームへの依頼を検討することに。支援会社(コダワリ・ビジネス・コンサル株式会社)が提供するサービス(本メディア「コンサルのあんなこと、こんなこと」)や実績をご覧になり、コンサル業界全体を俯瞰し、そのパワーバランスもふまえた上で支援できる点が決め手となり、当社にお声がけいただきました。
プロジェクトの目的
本プロジェクトは、同社が描く理想像の具体化や「DXコンサルティングビジネスモデルの構築・拡大」の実現を目的とし、今回、ロードマップの策定、今後やるべき施策の洗い出しなど、主に構想策定から具体的なアクションプランへの落とし込みまでをご支援いたしました。
プロジェクトの目的
クライアントが目指す「DXコンサルティングビジネスの構築・拡大」を実現するための構想策定と、その内容を基に具体的な取り組みに落とし込んでいくこと。
プロジェクトの全体感と本支援フェーズ
■プロジェクトの全体感
下記4つのフェーズに分けて、DXビジネスモデル構築拡大支援をする計画としました。
フェーズ1. 構想策定
フェーズ2. DX人材・アライアンス強化の基礎つくり
フェーズ3. DX人材育成・採用、アライアンス強化実行
フェーズ4. DXコンサルティングビジネス本格拡大
■本支援フェーズ
今回はそのうちフェーズ1とフェーズ2に取り組みました。
※参考程度に、フェーズ1におけるタスクの進め方に関する説明スライドを、下記に掲載しております。
▼フェーズ1の実施結果
フェーズ1は、社内外調査・分析や、勝ち筋・アクションテーマの定義付けを行い、今後の事業展開アプローチを検討しました。
▼フェーズ2の実施結果
フェーズ2では、フェーズ1で策定した戦略構想の実現に向けて、案件拡大モデルの実証とテーマに連動した人材育成研修、不足していたケイパビリティを補完するためのアライアンス・人材採用の基礎固めの取組みを実施しました。
苦労した点と解決方法
最も苦労した点は、他部門の巻き込みです。
本プロジェクトの成功には、ご支援していたカウンターパートの部門はもちろんのこと、他部門の賛同や協力が必要となります。しかし、中々他部門の巻き込みがスムーズにいかなかったことで、意思決定や推進力が必要な場面では、それらが阻害要因となっていました。
この点に関しては、フェーズ2で関連部門とのコラボレーション方針を検討の上、社内説明・説得を徹底していくことで、状況改善に努めました。また、案件拡大モデルにおいては、他部門も巻き込んだコンサルティングサービスという見せ方で提案し、実績を作っていく中で社内でのポジション向上に繋げ、他部門の協力を仰いでいく方向性で、フェーズ3以降に詳細を検討していくことになりました。
成果のBefore / After
本プロジェクトの発足前と発足後(フェーズ1・2)の変化としては、組織として進むべき方向性が定められ、何をどうすべきかの全体像が見えたことで、理想像の実現に向けた具体的なロードマップとアクションプランが明確になりました。
もう少し具体的にお話しすると、プロジェクト発足前はクライアントにて理想像はあったのですが、「その理想像をどのように実現するか?」「何をいつまでに実施すればよいか?」について整理できていませんでした。
それが、フェーズ1の段階で、あるべき姿・進むべき方向性が整理され、事業立ち上げの土台が可視化されました。そして、フェーズ2で、現実的に進めていく要素や方向性が明確になり、具体的な組織としての在り方と動き方が分かり、ようやくスタート地点に立つことができました。
< 目指すべき姿の効果 >
お客様の声
「理想像と現状が可視化されたことで、今後どのような方向性に進むべきかの指標が明確になった」という感謝の声をいただきました。
支援コンサル会社のコメント
特に下図の「②アライアンス候補企業選定」や「③DXコンサルティング人材育成」といった、フェーズ2で実施した内容は、他社でも汎用的に参照できるナレッジかと思います。
もちろん、組織ごとに扱うテーマや職種の違いはありますが、基本のアプローチやフレームワークは共通していると考えます。
組織として必要なケイパビリティを必ずしも社内で捕捉できるとは限りません。そうなった際に、いかに不足するケイパビリティを埋めていくかが②~④の取り組みテーマとなっています。
充足方法として、他社との協業という「アライアンス契約」を結んだり、社内の人材を「育成」したり、外部から人材を「採用」するなど、ケイパビリティの強化に向けて、様々な施策を策定することができます。
また、自社内で、関連部署や精鋭部隊の立ち上げをする際に、いかに既存部署との差別化を図っていくかについてお悩みの企業も多いのではないでしょうか。
弊社では、こういったアライアンスや人材育成・採用関連の課題、アクハイアリングや調達部門の高度化、これら以外にもコンサルティング業界への進出等に対して、ご支援できる体制・ナレッジを有しておりますので、ぜひこちらからお問い合わせいただければと思います。
支援コンサル会社の紹介
会社名 コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
本社 東京都中央区銀座7-16-15 清月堂本店ビル
提供サービス 戦略、組織・人事、業務(ビジネス・IT)コンサル
設立 2009年3月
資本金 5,000万円
コンサルティング事業などの新規事業立ち上げ、組織設計、アライアンスなどにお悩みの企業様、その他経営課題をお持ちの企業様はこちらからお気軽にご相談ください。
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執筆者
-
大手製鉄所協力会社の営業職、経理総務職を経験。別事業会社では採用マネージャーとして新卒および中途採用業務などを経験。
コダワリ・ビジネス・コンサルティングへ入社後は営業メンバとして現場を経験し、現在は営業部長として従事している。
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大手製鉄所協力会社の営業職、経理総務職を経験。別事業会社では採用マネージャーとして新卒および中途採用業務などを経験。
コダワリ・ビジネス・コンサルティングへ入社後は営業メンバとして現場を経験し、現在は営業部長として従事している。