野村総研(NRI)【4307】3月期決算は増収増益。売上高は前期比13.2%増
事業効率化等により営業利益も5.3%増
株式会社野村総合研究所(NRI)は、4月27日、2023年3月期決算を発表した。当期の売上高は、前期比13.2%増の6921億6500万円、営業利益は5.3%増の1118億3200万円となった。
増収の要因として、社会課題解決コンサルティングや情報セキュリティ等のDX案件が進展したほか、海外事業において、豪州・北米事業の成長により目標を大幅に上回る1200億円の売上を達成したことなどを挙げている。
また、増益に関しては、国内事業の効率化施策や収益性が低下していた海外事業が回復基調であることなどが要因だとしている。
2023-2025年度の中期経営計画では、2025年度の売上8100億円、営業利益1450億円を目標に掲げている。なお、コンサルティング事業においては、複雑化するDXへのトータル支援や公共向け・社会課題系コンサル案件の拡大により、50億円以上の売上伸張を目指すと述べている。
https://data.swcms.net/file/ir-nri/dam/jcr:7915fe2a-5d88-480b-99cc-3a92a4d8a8dd/140120230424551670.pdf
(株式会社野村総合研究所 2023年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結))
https://ir.nri.com/jp/ir/library/financial/main/00/teaserItems2/01/linkList/0/link/20230427_financialresultspresentation.pdf
(株式会社野村総合研究所 2023年3月期決算および2024年3月期業績見通し)
https://ir.nri.com/jp/ir/library/financial/main/06/teaserItems1/01/linkList/0/link/20230427_mediumtermmanagementplan.pdf
(NRIグループ中期経営計画(2023-2025))
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https://consul.global/newscat/fy-ir/