ガートナー、世界のCEOを対象とした最新の調査結果を発表
CEOはAIを業界に影響を及ぼす最も破壊的なテクノロジとして捉えていることが明らかに
ガートナージャパン株式会社(Gartner Japan Ltd.)は、世界のCEOおよび上級経営幹部を対象にした最新の調査結果を発表した。回答したCEOのうち21%が人口知能(AI)を今後3年間で自社の業界に最も大きな影響を及ぼすテクノロジのトップに挙げた。
同調査は、ガートナーが2022年7~12月に、世界のさまざまな業界、売上高、規模の企業に属する400人以上のCEOおよび上級経営幹部に調査を実施し、回答を得たもの。
調査によると、景気の低迷/後退の影響を受けながらも、約半数のCEOが今後2年間(2023~2024年)の戦略的ビジネス優先課題のトップに「成長」を挙げており、その次に「テクノロジ関連」と「ワークフォース(従業員)」が続いた。
また、「環境サステナビリティ」に言及した割合は、サステナビリティがCEOの優先課題の上位10項目に初めてランクインした2022年よりも多くなっており、ガートナーは、2026年までにCEOの戦略的なビジネス優先課題として環境サステナビリティの順位はテクノロジ関連の順位より高くなると予測している。
なお、本調査ではビジネス上のリスクと組織におけるリスクについても言及しており、「インフレ」がビジネス上の最大のリスク要因に、「人材不足」が組織における最大のリスク要因と考えられているとした。
https://www.gartner.co.jp/ja/newsroom/press-releases/pr-20230518
ガートナージャパン プレスリリース
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