PwCコンサルティング、「生成AIに関する実態調査2023」の結果を発表
連日、生成AIに関して報じられる中、認知度は半数に満たず。実態との乖離が浮き彫りに。
PwCコンサルティング合同会社(PwC Consulting LLC.)は、「生成AIに関する実態調査2023」を公開した。調査によると、過半数(54%)が生成AIをまだ認知していないことが明らかになった。
認知がある層では、60%が「生成AI活用に対する関心がある」と回答しており、部分的には業務代替も歓迎されていることが分かった。しかし、具体的な取り組みを開始しているという回答は8%にとどまった。
また、認知・関心やポジネガメージが異なる5つのグループに分類したところ、生成AIへの活用意欲に満ちたグループは23%を占めたものの、各グループに特徴的にみられる業種や職種における具体的なユースケースイメージの有無に違いがあった。さらに、高度な事務作業領域では生成AIの活用イメージが高いが、専門知識や経験が必要な業務ではその活用イメージが低い結果となった。
生成AIの活用を促進するためには、各業務や業種での具体的なユースケースを創出し、技術的可能性や人間と生成AIの役割を明確にする必要があるとしている。
なお、本調査は、PwCコンサルティングが、2023年3月31日~4月3日の間に日本国内の企業や組織に所属する従業員を対象に、調査会社を活用してWeb調査を実施し、1,081件の有効回答を得たものである。
https://www.pwc.com/jp/ja/press-room/generative-ai-survey20230519.html
(PwCコンサルティング ニュースルーム)
https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/thoughtleadership/2023/assets/pdf/generative-ai-survey2023.pdf
(PwCコンサルティング 「生成AIに関する実態調査2023」)
◆PwCに関する記事はこちら
https://consul.global/?s=PwC
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