ビッグモーターの事業再生計画にDTFA関与か
大幅な客足落ち込みの中、経営立て直しに向け支援か
巷で話題のビッグモーターの事業再生計画支援に、7月からデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)が関与していることが分かったと、ANN系メディアが報じている。
ビッグモーターは、保険金の不正請求などにより客足が急速に離れ、売上が大幅に落ち込んでいるという。
■執筆者コメント
ビックモーターは、非上場企業であり財務体質も良いとされ、直近のキャッシュフローの面では問題無いとも思われますが、度重なる不祥事で今後の売り上げ予測、多くの店舗を抱える固定費からしても、早い段階で計画策定に入ったほうが賢明な判断だと思います。
事業再生計画には、数多くのステークホルダー(中央官公庁等も含む)や未だ報道されていないような問題点のリスクも踏まえ、多面的なケース分けシナリオが必要だと考えられ、DTFAの腕の見せ所ではないでしょうか。
ビックモーターのBSやPLは公開されていませんので今回の件では論じることはできませんが、機会があれば個別記事等で最適な事業再生計画や事例について言及していきたいと考えております。
◆デロイトグループの関連ニュースはこちら
https://consul.global/newscat/deloitte-tohmatsu/
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https://consul.global/post16374/