ガートナージャパン、未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル2023を発表
生成AIと分散型アイデンティティが「過度な期待」のピーク、メタバースやWeb3などは幻滅期へ
ガートナージャパン株式会社(Gartner, Inc.)は、「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル:2023年」を公開した。
同社のハイプ・サイクルは、イノベーションが段階を踏まえて進化する際の共通パターンを使って、その成熟度と今後の可能性を示すもので、毎年、さまざまな領域で発行されている。
今回公開されたハイプ・サイクルは、未来志向型と捉えられるテクノロジやトレンドとなっているキーワード40項目を取り上げており、2023年版では、生成AIや分散型アイデンティティをはじめとした新たな9項目のテクノロジが加えられた。
特に生成AIと分散型アイデンティティは、現在「過度な期待」のピーク期にあると位置づけられている。一方、2022年にピーク期にあったメタバースやWeb3などは、2023年には幻滅期に移行している。
また、同社は、近年のテクノロジ・トレンドの中で、ChatGPTをはじめとした生成AIは、市場や社会に大きな変化をもたらし始めている、と言及している。
https://www.gartner.co.jp/ja/newsroom/press-releases/pr-20230817
(ガートナージャパン プレスリリース)