KPMG、FY23グローバル決算、総収入は360億米ドル
不安定な市場環境の中、グローバル収益は8%増と堅調に推移
KPMGは、FY2023(2022年10月~2023年9月)におけるグローバル全体の決算を発表した。
■全体
グループ全体の収益は、現地通貨建てで対前年比8%増となる360億米ドルとなった。社員数も増加しておりグローバル全体で3%増の273,424名となっている。
■コンサル領域およびアジア地域の業績について
同社が展開する「アドバイザリーサービス」「監査」「税務および法務」の3つの事業別の収益は、「税務および法務」が最も高い成長率を見せ、現地通貨建てで対前年比10%増、続いて「監査」が9%増となった。「アドバイザリ-サービス」は7%増の159億ドルとなっている。
リージョン別では、EMA地域の成長率が最も著しく、現地通貨建てで11%増、次いでアメリカ地域が8%増という結果になった。アジアパシフィック地域に関しては、4%増となり、FY22の13%増と比較すると、成長が鈍化したと言える。