ベイカレント[6532]、持株会社体制への移行及び分割会社の設立を決定
コンサル事業・ITサービス事業に分割し、ホールディングス化
株式会社ベイカレント・コンサルティング(BayCurrent Consulting,Inc.)は、2024 年1月12日、持株会社体制への移行準備を開始すること、及び、100%出資の子会社として分割準備会社を設立することを決議したと発表した。
同社は、現在の中期経営計画において、2022年2月期から 2026年2月期を「国内最大級の総合コンサルティングファームとして実績を積み上げる」ための5年間と位置付け、売上、利益ともに年率20%を目安とした継続的な成長と、2026年2月期における売上収益:1,000億円、EBITDA:300 億円超を目標にしているという。
この目標については、前倒しで達成する見込みだとしており、今回、さらなる事業拡大や企業価値向上を目指し、持株会社体制への移行とその準備を開始することにしたと伝えている。
持株会社体制へ移行する目的として、以下の2つを挙げている。
①新規領域としての「ITサービス事業」の成長加速
②グループ経営機能の強化による、コンサルティングやITサービスに留まらない新たな事業展開が可能な基盤の構築
また、移行方法は、同社を分割会社とする会社分割(吸収分割)とし、分割する事業を同社が 100%出資する子会社2社(分割準備会社)に承継させ、2024 年9月を目途に持株会社体制へ移行する予定だとしている。なお、同社は持株会社として引き続き上場を維持するという。
ただし、本移行は2024年5月開催予定の同社株主総会において議案の承認及び必要に応じて関係官公庁の許認可等が得られることが前提だと述べている。
(ベイカレント・コンサルティング IR情報)