ガートナー、オンプレミスの将来に関する最新展望を発表
2027年までに従来型オンプレミスベンダー不在に
ガートナージャパン株式会社(Gartner Japan, Ltd.)は、オンプレミスに関する最新の展望を発表し、企業は現在のオンプレミス・テクノロジーが衰退していくことを前提に、プラットフォームとしての「インフラのグランド・デザイン」を描く必要があるとした。
当発表内では、従来型のオンプレミスベンダーは市場から消滅しつつあるとし、従来型オンプレミスを継続している企業の70%は2027年までに、従来型オンプレミスベンダーが市場からいなくなっていることにようやく気が付き、途方に暮れるだろうとしている。
また、現状維持とコスト削減を主目的とするオンプレミス・インフラは2027年までに大企業の70%において廃止されるだろうとも述べている。
その上で、2030年以降を見据えスーパーパワー・テクノロジ (想像を超えたテクノロジ) と新たなテクノロジ人材によるビジネス戦略の立案と展開をスタートする必要があるとした。さらに、企業のインフラは、革新的テクノロジを時流に沿った形で取り込めるプラットフォームへの転換が求められていると伝えている。