2024.03.22
アクセンチュア、生成AIに関する調査レポート ｜ 経営幹部と従業員の間での生成AIに対する認識の違いを明らかに
業務の再構築、従業員の育成、人員配置の最適化がAIの可能性を最大限に引き出すには必要
アクセンチュアは、「生成AIがもたらす企業全体の再創造」と題した最新調査を発表した。本調査は、24業種を代表する大企業（年間売上高10億米ドル以上）の7,000人以上の経営幹部と5,000人以上の従業員から取得したデータに基づく。
本調査では企業の経営幹部は、生成AIは企業の業務や役割に大きな影響を与えると考えており、業務プロセスの再設計や従業員体験の向上に向けた生成AIの活用拡大が急務と捉えていることを明らかにした。
しかし、経営幹部の３分の２は、生成AIを活用した全社改革を主導するために必要な、テクノロジーに関する知識や変革リーダーシップを有していないと回答していることも伝えている。
一方で、従業員の95%が生成AIの活用に価値を見出すものの、約60%が失業への不安やストレス、疲弊を感じていることも明らかとなった。さらに、従業員の仕事が奪われることを心配してる経営幹部は３分の１以下となり、４分の３の企業が生成AIを従業員の成果向上と従業員体験につなげる戦略を持たないことも伝えた。
教育や学習支援、福利厚生の充実などを通じた従業員の「Net Better Off（正味幸福度の向上）」の実現が、変革における企業と従業員との信頼構築や円滑なAI導入につながるとしている。
アクセンチュアの最新調査レポートはこちら
「Work, workforce, workers: Reinvented in the age of generative AI（邦題：生成AIがもたらす企業全体の再創造）」
（アクセンチュア ニュースリリース）
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