デロイト、企業価値向上支援のためエクイティアドバイザリー設立
企業価値向上策の分析と策定、実行まで一貫して支援する新会社
デロイト トーマツ グループは、企業価値向上に取り組む経営者と企業の支援を目的にデロイト トーマツ エクイティアドバイザリー合同会社(Deloitte Tohmatsu Equity Advisory LLC、以下DTEA)を立ち上げ、4月より業務を開始すると発表した。
アクティビストによる株主提案など企業への働きかけが増加しており、企業の自律的な経営を維持するためには企業価値向上策の策定と実行、資本市場での信任獲得が重要視されているという。
DTEAは、将来キャッシュ・フローと資本コストを軸とした企業価値向上策の策定と実行、投資家との戦略的エンゲージメントを支援し、企業の自律的な変革をサポートするとしている。
同社が提供するサービスでは、将来キャッシュ・フロー向上策(事業戦略)と資本効率を意識したバランスシート構成案(資本戦略)を企業価値向上策の両輪として検討し、中期経営事業計画として資本市場へ提示するプロセスを支援していくという。
また、有事においては、外部提案の影響分析や外部提案を上回る企業価値向上策の対案立案、機関投資家の議決権行使予測まで一連のプロセスをサポートするとしている。
新会社概要
会社名 デロイト トーマツ エクイティアドバイザリー合同会社
会社名(英名) Deloitte Tohmatsu Equity Advisory LLC(略称:DTEA)
事業開始 2024年4月8日
代表執行役社長 古田 温子
オフィス所在地 東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビルディング
(デロイト トーマツ ニュースリリース)