NRIとエーザイ、脳の健康度を測る企業向けツールの導入支援で業務提携
顧客や従業員の脳の健康度に対する適切な理解を支援
株式会社野村総合研究所(Nomura Research Institute, Ltd/NRI)は、エーザイ株式会社と、エーザイが開発した企業向けの脳の健康度チェックツールの導入支援を行うための業務提携契約を、2024年3月27日に締結したと発表した。
2023年6月に成立した認知症基本法などを契機に、近年、認知機能や脳の健康についての社会的な関心が高まっており、企業においても、さまざまな場面で脳の健康度に対する理解の重要性が増している。例えば、高齢の顧客が金融商品を購入する際、金融機関は本人が当該商品を理解できているかの確認が必要となることから、今後、顧客の認知機能に対する理解や配慮の必要性が高まることが想定されるという。
本契約により、エーザイが2020年に提供を開始した脳の健康度チェックツール「のうKNOW®」を中心としたデジタルツールと、NRIが提供する各種ソリューションとの連携を図りながら、脳の健康度への関心を高め、企業の顧客や従業員に関連する様々な課題解決を支援するとしている。
(NRI ニュース)