2024.08.09
ガートナー、「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル：2024年」を発表
生成AIは2023年に続き「過度な期待」のピーク期に
ガートナージャパン（Gartner）は、「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル：2024年」を発表し、今後企業にとって重要となるテクノロジやトレンドを40項目取り上げた。この報告では、高齢化社会と人材不足を背景に、ビジネスへの新技術の影響がさらに拡大していくことが指摘されている。
同社のハイプ・サイクルは、イノベーションが過度にもてはやされる期間を経て幻滅期を迎え、最終的には市場や分野でその重要性や役割が理解されるという段階を踏まえて進化する共通のパターンを描いたもの。
2024年版のハイプ・サイクルでは、将来に向けて企業が注目しておくべきテクノロジやイノベーションとして、次の５項目が追加された。
・検索拡張生成 [RAG: Retrieval Augmented Generation]
・マシン・カスタマー
・ヒューマノイド
・エンボディドAI
・LBM [Large Behavior Model：大規模振る舞いモデル]
この中で、大規模言語モデル (LLM) と検索 (サーチ) のハイブリッド・アプローチである、検索拡張生成 (RAG) は「過度な期待」のピーク期に位置付けられた。
（ガートナー ニュースルーム）
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