アクセンチュアとNVIDIA、AI活用支援拡大に向け協業拡大。新たにビジネスグループを設立
3万人の専門家がエージェントAI機能の基盤構築を支援
アクセンチュア(Accenture plc)とNVIDIA(NVIDIA Corporation)は、企業の迅速なAI導入を支援するため、「アクセンチュア NVIDIAビジネスグループ」を設立し、協業体制を拡大したと発表した。
新設されるグループでは、トレーニングを受けた世界中の3万人の専門家が、Accenture AI Refineryを活用し、エージェントAI機能の基盤構築を支援する。
エージェントAIシステムは、人間によるプロンプトの入力や既存プロセスの自動化ではなく、ユーザーの意図に基づき行動し、新しいワークフローの作成や全体のプロセス・機能の再構築を可能にする。
今回活用されるAccenture AI Refineryは、NVIDIAのAIスタック全体を使用して、プロセスの再構築やAIによるシミュレーション、ソブリンAIなどの分野を進化させるという。また、Accenture AI Refineryは、すべてのパブリックおよびプライベートクラウドのプラットフォームで利用可能となり、他のアクセンチュアビジネスグループとも連携され、SaaSおよびクラウドAIエコシステム全体でAIの加速を図ると述べている。
さらに、アクセンチュアのアドバンストAIセンターの一部として、エージェントAIシステムを活用したハブネットワークの導入を予定しており、既存拠点のカリフォルニア州マウンテンビューとバンガロールに加え、東京、シンガポール、マラガ、ロンドンに新たなAI Refineryエンジニアリングハブを追加すると述べている。
(アクセンチュア ニュースリリース)
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