EY FY2024グローバル決算、売上高は3.9%増となる512億米ドル
EYは、2024年6月締めとなるFY2024のグローバル決算情報を発表した
■全体及びビジネス別概要
FY2024は対前期比で現地通貨建て3.9%増(米ドル建てでは3.8%増)となる512億米ドルの売上高を記録した。過去最高の売上高となったが、成長率は鈍化した結果となった。
サービスごとに見てみると、コンサルティングでは現地通貨建て0.1%増の156億米ドル、ストラテジーアンドトランザクションでは同2.3%増の62億米ドルとなっている。また、アシュアランスは同6.3%増の173億米ドル、税務サービスは同6.3%増の120億米ドルと、全てのサービスにおいて売上を伸ばした。
コンサルティングに関しては、対前年度比では低い成長率であるもののFY19からFY24までの平均成長率は11.2%となり、サービスラインの中でも最も成長している。
リージョン別ではEMEIA(ヨーロッパ、中東、インド、アフリカエリア)の成長率が最も著しく対前年比6.9%増、次いでアメリカエリアが2.7%増、アジアパシフィックは0.0%増となった。なお、アジアパシフィックに関して売上額でみると74億米ドルから72億米ドルへと微減となっている。
■社員数
社員数に関してはグローバルで前年度より0.6%減の392,995名となっている。
(EY Global プレスリリース)