NEW 2024.11.29

EYSCと日本IBM、日本企業のDXの加速を目指し協業強化

AIソリューション「Work Agent One」を開発、日本企業に向け提供開始

EYストラテジー・アンド・コンサルティング（EY Strategy and Consulting Co., Ltd./ EYSC）と日本IBMは、日本企業のデジタル・トランスフォーメーション（DX）を加速させるため協業を強化し、IBMのAIエージェント製品「IBM watsonx Orchestrate」を活用したAIソリューション「Work Agent One」を開発、11月27日より提供を開始した。これにより、複数のシステム導入で複雑化した業務プロセスによる担当者の高負荷や属人化の解消を支援し、ビジネス価値の最大化を目指すとしている。

「Work Agent One」は、チャットなどの会話形式で指示を受け取り、AIがその内容を理解して自律的に業務を実行するIBMのAIエージェント製品であるwatsonx Orchestrateの機能をもとに設計されている。これにより、散在するシステム・ツールのユーザーインターフェイスを統合し、本質的な業務・システム改革の推進が可能となるとしている。企業担当者は、業務の高度化や効率化だけでなく、複数システムへの情報登録などの作業負担から解放され、作業ストレスの軽減やお客様との対面時間の確保が可能となるため、従業員体験の向上を推進できると述べている。

今回の協業強化により、EYはコンサルティングサービスで培った経験を生かし、デザインフェーズと定着化フェーズをメインに支援していくという。一方、日本IBMは生成AIと自動化のエージェント・ソリューションであるIBM watsonx Orchestrateの製品提供を行うとしている。

（EY ニュースリリース）

◆EYに関する記事はこちら
◆IBMに関する記事はこちら

アーンスト＆ヤング業務提携