ガートナー、9割のIT部門が経営トップからビジネスの拡大に寄与していないとみられているとのサーベイ結果を発表
ガートナージャパン株式会社(Gartner, Inc.)は、IT部門が経営トップからビジネスの拡大にあまり寄与していないとみられている、とのサーベイ結果を発表した。
IT部門の多くは、一般的に社内でビジネスをバックアップするだけと見なされ、ビジネス価値を高める組織だとは認識されていないとしている。
「ITリーダー自身は、経営トップがIT部門をどのように位置付けていると考えているか」と尋ねたところ、9割の企業の経営トップがIT部門をビジネスの拡大に不可欠な存在 (リード役) とはみていなくビジネスのバックアップ組織 (サポート役) であるとみていることが判明した。
経営トップに認識されるIT部門の価値を高めるには、ビジネス部門からの提案を待つだけでなく、IT部門自らが提案できるようにIT部門が構築したITが経営目標の達成にどう結び付いているかを示せることが重要であるとしている。
また、リリース内ではITの価値を表現する「IT投資のビジネス価値ツリー」というフレームワークについても紹介している。
https://www.gartner.com/jp/newsroom/press-releases/pr-20191023
(ガートナー プレスリリース)