野村総合研究所、生成AI分野でAWSと戦略的協業契約を締結
今後2年間で100社超のAI活用を支援。企業の変革実現を目指す
株式会社野村総合研究所(Nomura Research Institute, Ltd./NRI)は、企業の生成AI本格導入を支援するため、アマゾン ウェブ サービス(AWS)と生成AI分野における戦略的協業契約を2025年6月に締結した。本契約により、今後2年間で日本国内を中心に100社超のAI活用とビジネス変革の実現を目指す。
両社はこれまでも連携を進めてきたが、多くの企業で生成AIの導入が一部業務にとどまっており、本格的な展開に向けては専門知識やセキュリティ、ガバナンス体制などの課題があるとしている。こうした課題を機動的かつ効果的に解決するために、本契約の締結に至ったという。
NRIは、AWSパートナーネットワークの生成AIコンピテンシーをはじめ、セキュリティコンピテンシーなど8個のコンピテンシーを取得しており、これらの専門性を活かして「AI導入支援」「AI人材育成」「情報発信」の3つの観点から支援を強化していくとしている。
また、企業における生成AIの実装を加速する同社の取り組み「AI共創モデル」に参画する大手クラウドベンダーにAWSを追加するとともに、燈株式会社およびカラクリ株式会社の2社をAIパートナーとして追加した。
これにより、多様な業界における生成AI活用を加速させ、コンサルティングから開発・運用まで一貫した支援体制を強化していくとしている。
(NRI ニュースリリース )















