野村総研、NRIセキュア、シスコ、日本企業向けデジタルトラスト分野で協業

株式会社野村総合研究所（Nomura Research Institute, Ltd. / NRI）、NRIセキュアテクノロジーズ株式会社（NRIセキュア）、シスコシステムズ合同会社（シスコ）は、社会インフラを支える企業をはじめとする日本企業のサイバーレジリエンス強化に向けて、デジタルトラスト分野で2025年10月に協業を推進することで合意したことを発表した。

サイバー攻撃が巧妙かつ複雑化する中、クラウドや生成AIなどの技術進化に伴い、企業が保護すべきIT資産は急拡大しているという。そのような中、企業のサイバーレジリエンスを高めるには、シスコが提供するグローバルな脅威インテリジェンスをリアルタイムに収集・分析し、迅速かつ能動的なセキュリティ対策を講じることが有効だとし、本協業に至ったとしている。日本企業向けに最適化したセキュリティサービスを共創するため、3社はそれぞれの強みを活かし、協業を推進していく。

協業でフォーカスする分野として、「セキュリティアーキテクチャの共同設計による強靭なシステム基盤の実現」、「グローバル脅威インテリジェンスにおける連携と新たなサービスの共創」、「AIセキュリティとPQCに関するソリューションの検討」の3点を挙げ、段階的にサービスの開発を進めていくとしている。

NRIはシステム開発とITインフラに関する技術の面で、NRIセキュアはセキュリティサービスの運用ノウハウ、GRC（ガバナンス・リスク・コンプライアンス）コンサルティングの知見の面で強みを生かしていくという。

（NRI ニュースリリース）

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