シグマクシスが経費精算および間接材請求書管理を6か月という短期間で完全電子化
株式会社シグマクシス(SIGMAXYZ Inc.)は、株式会社コンカーが提供するクラウドソリューション「Concur Expense」「Concur Invoice」、およびギリア株式会社とともに共同開発した「領収書読み取りAI-OCRスマホアプリ」を導入し、経費精算及び間接材購買に係る請求書管理の完全電子化を構想策定から6か月という短期間で完了したことを発表した。
コンカーのソリューションと領収書読み取りアプリにより、当該業務の完全電子化を実現したことが社員・管理者・管理部門の生産性向上に寄与し、当該業務における社員一人当たり28%の工数削減につながっているという。さらに、並行して実施した業務プロセス変革を通じて、経費精算後の監査チェックを導入し、上長の承認プロセスを撤廃したことで組織の生産性、創造性の向上を実現したという。
2020年2月に新システムおよび新業務プロセスの稼働を開始するとともに、本取り組みによる知見をもとにしたサービス「間接業務のデジタルトランスフォーメーション」の提供も開始したことを発表した。
https://www.sigmaxyz.com/news/2020/0511/
(株式会社シグマクシスプレスリリース)
■執筆者コメント
構想策定から稼働まで6ヶ月という短期間には驚かされますが、ソリューションの標準機能に準拠し、アドオン開発を一切せず、当該業務プロセスの変革も並行して行ったことがポイントではないでしょうか。どの企業でも必ず発生し、生産性を上げる事ができる経費精算の電子化はデジタル・トランスフォーメーションの第一歩として多くの企業が今後取り組んでいくことでしょう。
執筆:コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
牧野
https://www.codawari.co.jp/