東京大学がコンサルティング会社を設立
東京大学は、指定国立大学法人に認められた、特定研究成果活用事業を実施する会社として、東京大学エコノミックコンサルティング株式会社(UTokyo Economic Consulting Inc.)を設立したことを発表した。
経済学研究科を中心として設立されていることから、実証ミクロ経済学を始めとする経済学・経営学及び会計学などに基づいたコンサルティングや高付加価値型商品・サービスの開発支援が主な事業となる。企業・政府・地方自治体など幅広い顧客に展開をしていくという。
国内では京都大学も特定研究成果活用事業として、コンサルティング会社である京大オリジナル株式会社(Kyoto University Original Co., Ltd.)を2018年に設立している。
同社ウェブサイト: http://www.utecon.net/
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/z0801_00033.html
(国立大学法人東京大学 プレスリリース)
■執筆者コメント
大学での経済研究が社会によりアプローチ(波及)されるのはとても意義が大きいと考えます。東大や京大といった上位校では、学生たちの就職注目企業として、株式会社野村総合研究所(NRI)をはじめ、アクセンチュア株式会社(Accenture )などコンサルティングファームの名前が多く挙がるようになってきております。今回のような大学自身の取り組みもコンサル業界を活況とさせる一要素となりますので、本メディアを運営する意義も同時に高くなるものと信じております。
執筆:コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
谷藤
https://www.codawari.co.jp/