BCG、新たに秋池玲子氏が日本共同代表就任へ
前日本共同代表の杉田浩章氏は2020年12月末日付で退任
ボストン コンサルティング グループ(Boston Consulting Group; BCG)は、2021年1月4日に同社の共同代表体制を変更したとのプレスリリースを発表した。
(前)日本共同代表の杉田浩章氏は2020年12月末日付で退任となり、2021年1月1日以降は(現)日本共同代表の内田有希昌氏に加え、秋池玲子氏が(新)日本共同代表として就任する。
秋池氏は、キリンビール株式会社、マッキンゼー・アンド・カンパニー(McKinsey & Company, Inc.)、産業再生機構を経て、2006年11月よりBCG在職。コンサルティング実績は特定の業界に偏らず、事業戦略・事業再生・構造改革・組織変革などの各種支援を幅広く手掛けてきた。
なお、2016年1月1日より日本代表を務めてきた杉田氏は退任後、同社マネージング・ディレクター & シニア・パートナーとして、クライアントへの支援を継続するという。
https://www.bcg.com/ja-jp/press/4january2021-bcg-announcement-on-new-chairperson-of-bcg-japan
(BCG プレスリリース)
■執筆者コメント
「VUCA」の時代、さらに「女性活躍推進法」が叫ばれる今、BCGジャパンに初の女性代表が就任をする。
ここ10年ほど、ビジネスシーンにおいてバズワードが如く使用され、COVID-19の世界的流行が決定打となり市民権を得た感のあるワード、「VUCA」。どの単語の頭文字を取っているかスラスラとそらんじられるヒトは少ないだろう一方で、最近ではより緩めのメディアですらお目にかかるようになってきたのも事実である。「2020年代、世の中の不確実性が高まり」というくだりで始まる秋池氏・内田氏連名での代表メッセージも、ここをしっかりと押さえてきている。そして、言わずもがな秋池氏は女性である。また、その経歴から「VUCA」対応に即した人事だったとも言えるのではないだろうか。
執筆:コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
吉田
https://www.codawari.co.jp/