アビームコンサルティングがデータドリブンな健康経営を実現する『Digital Well-Being』提供開始
アビームコンサルティング株式会社(ABeam Consulting Ltd.)は、社員データと企業データの組み合わせやデジタルテクノロジーの活用によるデータドリブンな変革を推進し、健康経営を実現するソリューション『Digital Well-Being』を開発し、2020年7月より実証実験を開始していると発表した。
健康経営は、経済産業省により『従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること』と定義されており、日本再興戦略、未来投資戦略に位置づけられた「国民の健康寿命の延伸」に関する取り組みの一つとされている。実際の企業では取り組み方がわからず、単発的な病気予防・健康増進施策に留まることが多く、このような課題を解決するために本サービスが開発された。
ソリューション概要は以下の通りである。
1. 社員データの収集・可視化~脳科学の知見を活用したセルフコンディショニング
2. 社員データ×企業データで、社員の健康が企業経営へもたらすインパクトを可視化
3. データドリブンな健康経営施策の立案~実施を支援
4. スマートフォンや他社ヘルスケアアプリと提携
サービスの提供金額は、企業のニーズや支援範囲により異なるが、トライアル分析を対象とした場合は300万円程度となり、初年度は10件の提供を目指すとしている。今後は営業支援システムや人事システムとの連携機能の追加を予定しており、健康経営の領域においてもよりデータドリブンな変革の推進を支援していくとしている。
https://www.abeam.com/jp/ja/about/news/20201224
(アビームコンサルティング ニュースリリース)
■執筆者コメント
昨年末弊社内でも健康経営についてディスカッションをする機会がありました。数値化するのが難しい、全社員に浸透するまでに時間がかかる等・・・会社の為でなく、自分自身のためになり、習慣化できる機会を会社が作ってくれたと一人一人が腹落ちすることが重要であり、そのレベルに達するには、いくつもの課題があると思った次第です。そんな熱い議論をしている弊社内では飲酒量が健康のバロメーターとなっているメンバーが少なくないのが現実です(笑)
執筆:コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
白木
https://www.codawari.co.jp/