アクセンチュア、資生堂グループ全体のDX推進パートナーとなる
先端テクノロジーによって総合的にサポート
アクセンチュア株式会社(Accenture Japan Ltd)は、株式会社資生堂(Shiseido Company, Limited)とDXにおける戦略的パートナーシップを結ぶことを発表した。
アクセンチュアは、急速に変化する市場環境と消費者ニーズに対応していくために資生堂が目指す「デジタルを活用した事業モデルへの転換・組織構築」などを、AIをはじめとする高度な先端テクノロジーによって支援する。
資生堂の中長期経営戦略によると、同社は2030年までにスキンビューティー領域で世界トップ企業になることを掲げ、まずは新事業モデルとしてオンラインとオフラインを融合したかつてないサービスを個客に合わせ提供することを予定している。また、資生堂グループ全体で単一情報システム基盤をクラウド上に構築し、グローバルで基幹業務プロセスを見直すとのこと。
アクセンチュアは、資生堂の新事業モデルへの転換やグローバルでの業務刷新における支援にとどまらず、グローバルビューティーカンパニーとしての資生堂を構成する人材の育成支援においても、AIなどの先端テクノロジーによって貢献していく。そして、より踏み込んだ総合的なDX推進の実現を狙い、資生堂との合弁会社の設立も視野に入れているようだ。
https://newsroom.accenture.jp/jp/news/release-20210209.htm
(accenture ニュースリリース)
■執筆者コメント
コロナ禍において店舗にお買いものへ行きにくくなる一方で、一部ECではそんな消費者を取り込むべく、オンライン上で新しいサービスを提供しはじめたりしているようです。たとえば、美容部員やAIにオンライン上で相談できるサービスがあげられます。美容に疎い私にとっては、店舗同様に美容のプロに相談できるということは、ちょっとした不安を気軽に解消することができるので、とても嬉しいポイントです。また、オンラインで購入した化粧品が肌に合わない場合にも返品を受け付けてくれるECショップなんかもでてきているようです。このように、今後DXが加速するとともに新しいサービスも生まれ、オンラインでのサービスがより充実していくのだろうなと想像すると、一消費者としてとても楽しみでなりません。
執筆:コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
廣田
https://www.codawari.co.jp/