2045年までにEV以外の自動車販売の世界自動車市場に占める割合は、1%未満にまで落ち込む見通し(EY分析)
EV以外の自動車販売の世界自動車市場に占める割合は、2045年までに1%未満にまで縮小する見通しと EYの最新調査・分析によって明らかとなった。
また、世界の自動車販売に占める米国、中国、欧州3市場全体の電気自動車(EV)の比率がエンジン式自動車を上回る時代は、従来予想より5年早く2033年に到来する見通しであるとしている。2032年以降はEV販売台数首位が欧州から中国になる予測も発表している。
ライドシェアリングや公共交通機関の利用を好み、マイカー所有を敬遠していた人たちがコロナ禍によりマイカー所有に前向きな考えを持ち始めたことに加え、マイカー保有者及び非保有者の30%が内燃機関以外の車を購入したいと回答している調査結果も紹介している。
さらに、米国や欧州ではEVに対する国レベルの支援策を掲げており、供給側である自動車メーカーもEV化に向けてガソリン車やディーゼル車の販売停止時期をそれぞれに示し始めていることから、EV化の動きは世界的に進んでいるとしている。
https://www.ey.com/ja_jp/news/2021/07/ey-japan-news-release-2021-07-13
(EY ニュースリリース)
■執筆者コメント
日本においてもEV普及の課題は多く残っておりますが、自動車ユーザーの一個人としても他国同様にインセンティブ制度が充実し、充電ステーション設置がさらに進むことを期待しています。また、EVだけでなくトヨタがリードするFCVが普及していくことにも期待を寄せております。
執筆:コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
白木
https://www.codawari.co.jp/