Deloitte FY2021グローバル決算、業務収入は5.5%増加の502億米ドル
Deloitteは2021年5月31日締めとなるFY2021グローバル決算情報を発表した。
■全体及びビジネス毎概要
グループ全体のグローバル業務収入は対前期比で5.5%増となる502億米ドルとなったことを発表した。COVID-19パンデミックの影響については言及されているものの、FY2019の前期比増が6.9%増、FY2020の前期比増が3.9%増であったことから影響は小さくなってきていると言える。
リージョン別ではアジアパシフィック85億米ドルとなり14%増、欧州/中東/アフリカ (EMEA)が167億米ドルとなり11.3%増、アメリカエリアは252億米ドルとなっている。また、セクターとしては政府やパブリックサービス向けが最も伸長したとしている。
ビジネス毎では、コンサルティングがもっとも割合が大きく5%増となる208億米ドル、続いて監査・保証業務が6.1%増となる105億米ドル、税務・法務が2.3%増となる89億米ドル、リスクアドバイザリーが5.6%増となる59億米ドル、フィナンシャルアドバイザリーは43億米ドルではあるものの12.9%増と最も成長した。
■社員数
社員数も増えており、83,730人が新たに加わり、前期比3.2%増となる約345,000人となっている。
インパクトレポートではジェンダーや年齢構成も公開されており、女性45%/男性55%のジェンダー構成となり、30歳未満45% /30歳~50歳49%という年齢構成となっている。
https://www2.deloitte.com/global/en/pages/about-deloitte/articles/global-revenue-announcement.html
(Deloitte Globalプレスリリース)
(Deloitte 2021 GLOBAL IMPACT REPORT)
執筆:コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
山中
https://www.codawari.co.jp/