KPMG FY2021グローバル決算、総収入は10%増加の321.3億米ドル
アドバイザリーサービスが対前年度比17%増と好調
KPMGインターナショナルは2021年度の決算情報を発表した。
■全体
総収入としては米ドル建て前年度比10%増となる321.3億米ドルに達したことを発表した。
全体では社員数も増加しておりグローバルで2020年度の226,882名から増加し230,477名となり、さらにパートナーやディレクターなどのリーダーシップランクの女性比率も27%に達したとしている。
■コンサル領域及びアジア地域の業績について
KPMGの事業は、「アドバイザリーサービス」「監査」「税務および法務」の3領域にわけられるが、全体の総収入増率が+10%であるのに対して、アドバイザリーサービスが対前年度比+17%と全体の好調に大きく寄与しており、総収入も136.5億ドルに達している。
なお、監査は+4%、税務及び法務は+8%となっている。
リージョン別では、アジアパシフィック地域が59.7億ドルの収入となり、全体に占める割合は2割弱と限られているものの、対前年度増率としては13%となっており、アメリカやEMAの増率を上回る結果となっている。
(KPMGインターナショナル プレスリリース)
執筆:コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
山中
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