シグマクシス・ホールディングス【東証プライム6088】、2022年3月期の決算を発表
持株会者体制に移行し、グループ全体で売上・利益ともに増。
株式会社シグマクシス・ホールディングス(SIGMAXYZ Holdings Inc.)は、2022年3月期の決算報告を行った。
2022年3月期(2021年4月1日~2022年3月31日)の売上高は、前年度比11.6%増の 15,654百万円、営業利益は前年度比57.9%増の2,759百万円、経常利益は前年度比53.8%増の2,764百万円となった。
同ホールディングスは、2021年10月に持株会社体制に移行し、持株会社である株式会社シグマクシス・ホールディングスの傘下で、コンサルティング事業を担う新設子会社の株式会社シグマクシス、投資事業を担う株式会社シグマクシス・インベストメント等のグループ各社が連携し、サービス強化を推進しているという。
コンサルティング事業の業績は、売上高15,470百万円、営業利益4,380百万円となっており、デジタル・トランスフォーメーション戦略策定、新規事業やサービス開発、組織と人財の活性化など企業のトランスフォーメーションを支援するプロジェクトが事業を牽引したと述べている。
人財採用では、経験者18名、新卒50名が入社し、月末時点のコンサルタント数は478名となっており、来期も事業成長のために必要なコンサルタント能力(スキル×人数)の拡充を行うとしている。
(株式会社シグマクシス・ホールディングス 2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))
■執筆者コメント
2022年4月から東京証券取引所は、東証1部・2部・ジャスダック・マザーズから、プライム・スタンダード・グロースの3つの市場区分に再編されました。
2008年設立の日系コンサルティングファームである同社は、2013年東証マザーズに上場後、2017年に東証一部に市場変更し、現在は東証プライムに上場しております。
2021年10月にホールディングス体制に移行し、今期はグループ全体で増収増益を発表。コンサルティング事業の人員拡充も予定していることから、事業拡大が期待されます。
執筆:コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
阪谷
https://www.codawari.co.jp/