ガートナー、日本企業のデジタル・トランスフォーメーションにおけるソーシング動向に関する調査結果を発表
ガートナージャパン株式会社(Gartner, Inc.)は、日本企業のデジタル・トランスフォーメーションにおけるソーシング動向に関する調査結果を発表した。
デジタル・トランスフォーメーションの取り組みは進んでいるが、分野により主導する組織が異なることが明らかとなった。
国内企業を対象に実施したWeb調査では、予め8つの分野を提示して「デジタル・トランスフォーメーションの取り組み」状況を尋ねている。その結果、すべての分野で、回答企業の過半数以上が取り組んでいる状況が明らかとなった。74%と高い割合であった取り組みは、「既存ビジネスにおけるコスト削減やオペレーションの効率化」である。
フェーズにより違いはあるものの、イン/アウトソーシングの実施状況は全体的に人材不足を背景に社外のリソースを活用せざるを得ない傾向となっている。
3つのフェーズ (戦略・企画立案、設計・開発・実装、運用・管理・保守) におけるイン/アウトソーシングの実施状況についても調査しており、後工程となるシステムの設計・開発・実装では、「大部分を社外のリソースに委託している」と回答した割合が48%となった。
なお、本調査では、今後のソーシング方針のほか、デジタル・トランスフォーメーションにおける社外のリソースの選択肢についても調査をしている。今後のソーシングの方針は、それぞれの企業の課題や現状のソーシング施策によって異なる結果となっている。
https://www.gartner.co.jp/ja/newsroom/press-releases/pr-20220608
(ガートナー プレスリリース)
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