EY、機関投資家に関するグローバル調査
EYがこれまで継続的に実施し、今回6回目となる世界の機関投資家を対象とした調査結果が発表された。本調査は19か国、320の機関投資家を対象としたものとなっている。
今回の調査では、投資判断の際にESGパフォーマンスを重視すると回答した投資家が90%に達し、ESGへの取り組みが遅れている企業への投資から手を引く可能性が高まっているとの回答が74%に達したとしている。その一方で、企業が開示する情報の質と明確さと、具体的な行動も十分ではないと捉えていることも明らかになっている。
ESGパフォーマンスを重視するものの、運用方法を具体的に変更した投資家はまだあまり多くないとも本調査では触れており、ESGパフォーマンスを意思決定の中心に据えるには、企業と投資家の双方の取り組みが必要であることを示すかたちとなっている。
https://www.ey.com/ja_jp/news/2022/06/ey-japan-news-release-2022-06-24
(EY ニュースリリース)
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