トーマツと日鉄ソリューションズら、金融機関投融資先の温室効果ガス排出量算定支援に向け共同検討開始
脱炭素化社会に向けた取り組み。金融機関による投融資先の温室効果ガス排出量の算定と開示を支援。
デロイトトーマツグループの有限監査法人トーマツは、日鉄ソリューションズ及びNSフィナンシャルマネジメントコンサルティング、並びにゼロボードと共同で、金融機関による投融資先の温室効果ガス(以下、「GHG」)排出量の算定・開示を支援するソリューション検討を開始したことを発表した。
GHG排出量の削減が世界に求められたことを背景に、投融資先のポートフォリオに起因するGHG排出量を示す「Financed Emissions」の算定・開示に向けた取り組みが各国の金融機関に求められているが、「Financed Emissions」の算定手法に関しては、GHG排出量のデータ収集・算定ロジックの構築や資産・業種別の詳細なGHG排出量算定ルールの整備等、金融機関が対応すべき課題は非常に多い状況にある。
こうした金融機関の抱える課題に対するソリューションの早期実現の為、4社はそれぞれの強みを活かして共同検討を行い、2022年度上半期中にベータ版のリリースを目指すとしている。具体的にはトーマツが持つGHGの算定ロジックや方法論についての知見、NSSOL及びNSFMCの持つ金融機関向けシステム開発知見などを活かしていくという。
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20220701-2.html
(デロイトトーマツ ニュースリリース)
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