東京大学、メタバース工学部を設立
広く学びの機会やキャリアに関する情報を提供し、DX人材育成とダイバーシティ推進を加速
国立大学法人東京大学大学院工学系研究科・工学部は、「メタバース工学部」を設立すると発表した。
近年、産業構造の根本的な変化により、さまざまな立場の人々の間で最新の工学や情報学を習得したいという需要が高まっている一方で、データやテクノロジーを活用して未来社会を構想できるDX人材が決定的に不足しているとして、同大学は、工学や情報の学びの機会や工学キャリアに関する情報を多様な人々に提供することを目的に「メタバース工学部」設立すると伝えている。
同学部は、工学分野におけるダイバーシティ&インクルージョンを基本コンセプトとする新しい学びの場、ならびに工学キャリアに関する情報を提供することを目指すという。
特に、工学や情報の魅力を女子中高生に伝え、DX人材育成のダイバーシティ推進を加速すると述べている。
提供するキャリア情報や教育プログラムは主に以下の3つ。
1) 工学キャリア総合情報サイト(主な対象:中高生・工学部生)
2) ジュニア工学教育プログラム(主な対象:中高生・保護者)
3) リスキリング工学教育プログラム(主な対象:社会人・学生)
また、工学部生と工学系研究科の大学院生で構成される「テックアンバサダー」を組織。産業界から若手社員が「工学キャリアアドバイザー」として活動に加わり、産学が緊密に連携して活動する。
なお、「リスキリング工学教育プログラム」は2022年度の後期からスタートする。
http://www.t.u-tokyo.ac.jp/press/pr2022-07-21-001
(東京大学 工学部/工学系研究科 プレスリリース)
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