デロイト トーマツ グループは、デロイト トーマツ サイバー合同会社を設立することを決定
デロイト トーマツ グループ(Deloitte Tohmatsu Group)は、サイバーセキュリティに関するコンサルティング等を提供する新会社、デロイト トーマツ サイバー合同会社(Deloitte Tohmatsu Cyber LLC (略称:DTCY))を、設立することを決定したと発表した。
サイバーセキュリティは企業の重要な経営課題のひとつであると同時に、あらゆる経営変革に欠かせない要素となっていることを踏まえ、Strategy(戦略)、Secure(予防)から、Vigilant(発見)、Resilient(事後対応)に至るまで、サイバーセキュリティの確保に求められる知見・機能を一気通貫で企業に提供していくという。
新会社は当初、現在デロイト トーマツ リスクサービス株式会社(DTRS)およびデロイト トーマツ コンサルティング合同会社(DTC)でサイバーセキュリティ関連の活動に携わる約120名のメンバーを中心に発足するという。
また、ガートナーが先日発表した「2020年に向けてITとセキュリティ領域に大きな影響を与える注目すべきイベントおよび推奨」においても、2020年に向けて予定される主なイベントに関して、IT/セキュリティ・リーダーが特に考慮すべきポイントの1つとして「サイバーセキュリティとプライバシー」が挙げられている。
国内外のテロやサイバー攻撃などの脅威および対策の傾向を理解し、変化にキャッチアップし、自社のセキュリティ体制の強化を図る必要があるとしている。
サイバーセキュリティ観点のコンサルティングサービスのニーズは、今後高まっていくと言えるだろう。
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20190326.html
(デロイト トーマツ ニュースリリース)
https://www.gartner.co.jp/press/pdf/pr20190325-01.pdf
(ガートナー プレスリリース)