ガートナー、日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクルを発表

AIエージェントが『過度な期待』のピーク期に
ガートナージャパン株式会社(Gartner Japan Ltd.)は、「2025年の日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル」を発表した。
本ハイプ・サイクルは、未来志向型と捉えられるテクノロジや、トレンドとなっている35のキーワードをピックアップしたものとなっている。2025年版では、AIエージェント、エージェント型AI、AI定義型自動車、完全自動化、インダストリAIなどの9項目が新たに追加されている。
今回、AIエージェントや生成AIが、「過度な期待」のピーク期に位置付けられた。また、新たに追加されたエージェント型AI、AI創薬プラットフォーム、AI定義型自動車は、黎明期に位置付けられているものの、2~5年で成熟期に達する見解とした。
なお、さらに先を見据えたテクノロジ・トレンドの一つとして完全自動化を挙げ、新たな産業革命の原動力となると述べている。一方で、その導入を誤れば、大規模な雇用喪失や経済的不平等の拡大といった未曾有の課題を招く可能性もあると指摘している。
(ガートナー プレスリリース)