さ行
債務超過
会社が抱えている負債の総額が、資産の総額を超えている財務状況。長期間続いてしまうと、金融機関からの融資打ち切り等による資金不足に陥り、倒産につながる。
産業再生機構
日本の産業の再生と信用秩序の維持のために、有用な資源を持ちながら過大な債務を負っている企業を支援するという目的で設立された。
シェア
企業が、売り上げや知名度などで業界・地域・期間など(競合他社との比較)でどのくらいの割合を占めているかの比率のことである。
シェア拡大は長期的な利益が見込めるため、多くの企業でシェア拡大のために短期的な利益を犠牲にした経営戦略を行うことがある。
他にも、共有するという意味がある。
例えば、「その資料シェアしといて」などと使われる。使役の提供(役務提供)
商品や制作物などを提供するのではなく、労働力そのものを提供すること。
事業会社
製品を作って販売したりWebサービスを提供したりすることで、売上・利益を上げている会社を一般的に事業会社と呼ぶ。
事業承継
会社の経営を後継者に引き継ぐことや、会社あるいは事業単位で売却し、他者に事業を継続してもらうこと。
事業ポートフォリオ
企業が手掛ける事業の構成のことである。収益性や成長性などを含め構造的に可視化した一覧を指すこともある。事業の位置づけを定量的に分析できるため経営戦略策定などに用いる。
シナジー
「共同作用」「相乗効果」という意味。
主に「シナジー効果」と使用されることが多い。
M&Aや、経営の多角化を行う際に、複数の異なる事業を組み合わせることで、それぞれが元々持っていた以上の価値を生み出す効果を指す。ジャストアイディア
ジャストアイディアとは「思い付き」という意味の言葉である。
実際は、「単なる思い付き」「ちょっと頭に浮かんだこと」など軽い意味である。
ビジネスシーンでは、「ジャストアイディアですが、、、」→「単なる思い付きなのですが、、」の様に使われる。
思い付き程度での意見なので、期待しないでというエクスキューズの意味も込めて使われている。準委任契約
準委任契約とは企業との委託契約形態の一つである。
受注者は契約により定められた一定期間、業務の遂行・処理の提供を約束する契約である。
請負契約とは違い受注者側に仕事を完成させる義務はなく、善良なる管理者の注意をもって委任された業務を処理する義務がある。ジョイントベンチャー
複数の企業が出資し、新しい会社を立ち上げて事業を行うこと。
上流工程
システムの開発における初期工程。システム開発の場合、構想策定や要件定義が上流工程にあたる。
職務経歴書
これまで経験した仕事や実績を所属していた企業ごとに記載する書類で、転職活動時に企業側から提出を求められる。決まったフォーマットはなく、自分のスキルや強みを如何に相手に簡潔に伝えられるかなど工夫が必要である。レジュメともいう。
進捗(シンチョク)
物事が進み捗ること。
物事の進み具合を進捗状況という。スキルセット
特にIT業界で使われている用語、知識や技術のまとまりのことである。
スキルセットとは、ビジネスパーソンに必要なスキル(例えば、考える力や伝える力、専門性の高い知識など)のまとまりのことである。
他にも、「コアスキルセット」や「スペシャルスキル」などがある。
コアスキルセットは、職種が変わっても必要とされるスキルである。
スペシャルスキルは、職種による専門性の高いスキルなどのことである。スクラムマスター
スクラムマスターは、スクラムチームのかじ取りをする存在。
スクラムチームが長期的に力を発揮できるようにする役割を持つ。
長期的な業務フローを考えたり、職場環境を整えたりすることなどもスクラムマスターの役割である。
他にも、チームの進捗状況の確認をして、問題があればその解決に動き、チームに流れを促す。ステークホルダー
ステークホルダーとは、とは企業活動に関わる利害関係者のことを指す。
会社を構成する従業員や株主、経営者だけでなく、クライアントや仕入れ先なども利害関係者である。ゼロベース思考
前提知識や経験、常識などにとらわれず、ゼロの状態から物事を考えていくこと。
社会情勢の急激な変化にともない、ビジネスシーンでは通例や既成概念から外れた柔軟で革新的な発想が求められている。クライアントの課題を解決に導くコンサルタントにとって不可欠な思考法である。