電通グループ、企業のDXを推進する横断組織を新設

電通のグループ会社3社(株式会社電通デジタル(Dentsu Digital Inc.)・株式会社電通国際情報サービス(Information Services International-Dentsu, Ltd.)・電通アソイバー株式会社(Dentsu Isobar Inc.))は、グループ横断組織「Dentsu DX Ground(電通DXグラウンド)」の新設およびその始動について発表した。
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進におけるプロフェッショナルをグループ各社から400人規模で集約したこの組織は、主にマーケティング領域で求められる早急なDX基盤の構築およびその運用業務における顧客企業の支援を目的としている。
なお、電通デジタルはクラウドインテグレーション推進とマーケティングテクノロジーのレイヤー強化、ISIDは顧客企業全体のDX実現の支援、電通アイソバーはCX(カスタマーエクスペリエンス)デザイン面を担うなど、各社特長を生かした組織構成となっているという。
https://www.dentsudigital.co.jp/release/2021/0120-000745/index.html
(電通デジタル プレスリリース)
■執筆者コメント
DXと言っても非常に幅広く、何をもってDXを指すのか難しいところですが、マーケティング領域のデジタル化は多くの企業が取り組んでいるテーマではないでしょうか。しかし、個別のソリューションやサービスを運用するだけでなく統合運用してこそ企業全体のDXにつながると考えられます。今回の新しい組織は、まさしく電通グループの強みを生かしたものと言え、マーケティング領域からの企業全体のDX推進に大きく寄与するのではないでしょうか。
執筆:コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
廣田
https://www.codawari.co.jp/