デロイト、AI活用による変革支援強化に向け、FDEマネジメントオフィス設置
外部採用に加え社内育成も推進。FDE人材の活用を本格化
合同会社デロイト トーマツ(Deloitte Tohmatsu LLC)は、2026年6月にFDE(Forward Deployed Engineer) マネジメントオフィスを設置し、FDE人材の活用を本格化すると発表した。これにより、AIを活用した経営・業務変革に向けたコンサルティングサービスを強化する。
デロイトが2025年に実施したグローバル調査によると、「AI施策によって将来的に収益を伸ばしたい」と考える組織は74%に上っており、AI活用は本格実装フェーズへ移行しつつあるとしている。一方で、経営・業務変革の局面では、従来のITソリューション以上に「部門横断での業務変革」、「現場への実装・運用定着」、「経営層を巻き込んだ意思決定」などを推進できる、広範なテクニカルスキルおよびヒューマンスキルを備えた人材が求められるという。
こうした背景から、同社は企業価値向上につながる変革を構想から実装・定着まで一貫して支援するFDE人材の活用を本格化するとしている。現場でのAI実装を担うFDEは、企業価値の構造を分析し、変革の重点領域を特定するDS(Deployment Strategist)と連携することで、戦略と実行を接続し、AI駆動の全社変革を支援。これにより、成果創出まで見据えた変革の実現を目指す。
2026年6月からの本格開始に向け、制度整備を進めるという。具体的には、社内資格制度やキャリアモデルを整備し、外部採用に加えて社内からもFDEを輩出する仕組みを構築する。また、得意領域を持つFDEをチーム化し、相互に知見・スキルを融合するプロフェッショナル集団を形成していく。加えて、既存の戦略・業務コンサルタントもDSとして育成・強化を図り、クライアントの企業価値向上に向けた変革を支援する。
立ち上げ期には、FDEマネジメントオフィスがFDEの採用・育成・制度設計・ナレッジ共有・アサイン調整などを担い、FDE人材の認定やプロジェクトへの戦略的アサインを段階的に進めていくとしている。
(デロイト トーマツ ニュース)















