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男性コンサルの離婚率が高い理由

男性コンサルの離婚率が高い理由

コンサル適性と結婚適性は正反対?!

男性コンサルの離婚率を示す統計はありませんが、まわりの男性コンサルを見回すと、未婚率も高いものの、離婚経験者が非常に多く理由が気になりました。今回、バツがついているコンサルが多い理由にフォーカスをあてて考察してみたいと思います。

As-Is:男性コンサルはどんな人物なのか?

コンサルになる人の特徴をあげてみると(筆者の独断と偏見ですが)

・自分なりのポリシーを強く持っている
・他人にあわせることをあまり好まない
・仲間と集まるのは嫌いじゃない
・忙しいことを是としている
・プライベートと仕事の区別なく活動する
・お金はそこそこ持っている
・遊び、趣味も全力投球

To-Be:世間一般の良い旦那のモデル

逆に家庭を持つのに適した人の特徴をあげていくと

・仕事とプライベートの区別をつける(仕事を家庭に持ち込まないなど)
・お金はまず家庭のために使う
・自分の考えはありつつも、家族に合わせて思考する

Gap:何故結婚し離婚に至るのか?

As-IsとTo-Beを比較すると、大きなGapがあります。まるで、勘定奉行で事足りるクライアントにSAPを提案しているようなものです。

しかし、困ったことに男性コンサルは、そこそこ良い給料を得ており、仕事柄小奇麗な外見を心がけているので(むしろ一部はかっこつけている)、女性が全く寄ってこないということはありません。さらに、これまた職業柄、好奇心旺盛であり、社会のトレンドをリサーチする能力は高いですし、相手をリードすることに長けているため、女性からみれば頼りになる男性のような気がしてしまうので結婚対象となるのです。

そして結婚に至り、自分の生活・性格は変えられず、家庭を顧みない夫に大いなる不満を持つ妻の不満もあいまって、離婚してしまう方が多いように見受けられます。

最初から結婚しなければいいのではないか?と感じる程Gapがあります。Gapをもう少し細かく3つの観点で整理してみます。

■生活
“徹底して”仕事し、”徹底して”遊ぶので、”そこそこに”ができない人が多く、結果として生活は不規則になり、家庭を顧みないことにつながります。ただ、それではダメだとも認識しており、家族サービスをする際は、やはり”徹底して”実施しがちなのですが、そこまで局所的に求められておらず、配偶者の不満につながります。

また、多くの配偶者が「安心・安全・安定」を求めているなか、明け方まで仕事したかと思えば早朝からミーティングを入れるなど、家庭と調和しない生活リズム(コンサル本人は気にしていない)に相手がついていけないということもあるあるです。

さらに、相手もバリバリ働くパワーカップルの場合、夫は着実にキャリアを積み上げていく一方で、家事・育児の負担は妻側に偏っているというケースも。経済的に自立している妻にとって離婚のハードルは低く、広がった負担とキャリアの格差が離婚の引き金となることも少なくありません。

そして、家庭内で、「その話の目的は?」「論理的に・・・」と会話するようになったら、終了間近でございます。

 ■価値観
そもそも、この価値観を保持している時点で、結婚に向いていないのですが、「キャリア>家庭」「刺激・自由>家庭」になりがちです(特に、あぶらが乗ってきた30歳前後)。また、若くして、比較的高収入なため、単純にいい気になってしまっており、高い収入を得ることで、家庭への貢献は十分になされているものと勘違いしているケースもあります。そのため、配偶者は、経済的には満たされているものの、精神的には満たされないという状況が発生します。

 ■思考
課題は必ず論理的に解決できると思ってしまっているふしがあるので、離婚に陥りそうな状況がきても何とかなると思っています。でも、大体は、時すでに遅しです。そもそも離婚したとて・・・と変に強気・楽観的なところもあります。周りの環境もよろしくなく、「離婚後のアクションプランは?」と興ざめする発言をする上司までいたります。

コンサルタントを大分ネガティブに書いてますが、あくまでこういう人もいる、傾向が強い業界である、的な話で、コンサルタント全てがこんな人ばかりでは当然ないです。そもそも、40歳も過ぎてくれば、大概の人は落ち着いてきます。。。それでも、頑なに同じ過ちを繰り返す(過ちと思っていない)猛者もごく一部いますが。。

クライアントの問題解決が仕事であるコンサルも、自分のリスクヘッジは苦手なようです。

「結婚を機にワークライフバランスを重視したい」
「離婚を好機ととらえキャリアアップに注力したい」
「結婚/離婚の予定はないが、将来独立するために今は副業でベースを作っておきたい」
など、働き方を見直したいコンサルタントの方は、男女問わず、お気軽にご相談ください。ご希望に沿った働き方を叶えるキャリアプランのご提案はもちろん、フリーランスとして独立するためのご支援もさせていただきます。

 ◆転職をご希望の方はこちら Consul Career
 ◆フリーランス案件をお探しの方はこちら Consul Partners
 ◆副業のご相談はこちら Consul Partners for 副業

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執筆者

K.A.コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 コンサルティングカンパニー
大手コンサルティングファーム、独立系ファームでの経験を経て、コダワリに入社。
大企業の事業改革、領域・大小を問わずIT案件のPM、品質管理に従事。特に会計系、運輸・旅客、ヘルスケアに強みを持つ。
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K.A.コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 コンサルティングカンパニー
大手コンサルティングファーム、独立系ファームでの経験を経て、コダワリに入社。
大企業の事業改革、領域・大小を問わずIT案件のPM、品質管理に従事。特に会計系、運輸・旅客、ヘルスケアに強みを持つ。

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