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日本のコンサルファームの社員数をまとめてみた(Big4+α) [2019年度版]
2019年も拡大を続けるコンサル業界とコンサルファーム
数多くのコンサルファームが世の中にはありますが、総合系コンサルファームの中でもBig4+αの大手で比較してみました。Big 4のデロイト・PwC・KPMG・EYはグローバルで巨大ファームとも呼べる規模を誇っております。2018年度版はこちらとなります。
目次
日本における主要総合系コンサルファーム社員数2019
各ファームの公開情報を元に、最新の社員数を確認すると以下の様な結果となります。
(“約××名”として公開しているファームについては、そのまま掲載しております)
(社員数の後に、いつ時点の社員数であるか、ソースを記載しております)
・デロイト トーマツ コンサルティング 2,675人
(2018年11月末時点 / コーポレートサイトより)
・PwCコンサルティング 約2,400名
(不明 / リクナビNEXTより)
・EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング 約1,300人
(2018年7月末時点 / コーポレートサイトより)
・KPMGコンサルティング 928人
(不明 / コーポレートサイトより)
・アクセンチュア 約11,000人
(2018年12月時点 / コーポレートサイトより)
・アビーム・コンサルティング 4,961人
(2018年4月時点 / コーポレートサイトより)
・ベイカレント・コンサルティング 1,528人
(2018年4月時点 / コーポレートサイトより)
・クニエ 600人
(不明 / コーポレートサイトより)
・日立コンサルティング 413人
(2018年11月時点 / リクナビ2020より)
・シグマクシス 482人
(2019年2月末時点 / 決算補足資料より)
・ビジネスブレイン太田昭和 526人<単体> / 1,248人<連結>
(2018年3月時点 / コーポレートサイトより)
・(おまけ)コダワリ・ビジネス・コンサルティング 16名
*順不同
戦略系コンサルファームの社員数が数十名程度であるのと比較すると、総合系ファームの社員数は圧倒的に多いものとなっております。
特に目立つのは、1万人を超えるアクセンチュアの社員数ではないでしょうか。コンサルファームとしては国内でトップの社員数ですが、国内の外資系企業社員数でもトップ10に入る多さとなっており、ブランド力含め規模の原理が働いているのも納得いきます。
業界の成長と人材確保
総合系はIT、戦略、人事、法務、財務など幅広い領域をカバーすることから、社員数は多くなりますが、昨今はシステム開発も自前で行う様になったため規模(社員数)の拡大が顕著な状況です。
さらにデジタル関連領域でのコンサルティング需要も増加し、総合系コンサルファームのさらなる拡大が見込まれている状況です。
この様な状況ですから、できるコンサル人材の確保が各社の共通課題となっています。コンサル人材だけでなく、開発に明るいエンジニアやデジタル関連に経歴を持つ人材の確保にも注力をしている状況です。
以前は狭き門と言われた大手総合系コンサルファームですが、昨今はその限りではない状態になってきているのかもしれません。(コンサルファームに昔から居る方々は口をそろえてこれを言いますね。)
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執筆者
-
外資自動車メーカー2社を経験した後、コダワリにジョイン。
コンサルティングワークもこなす傍ら、人材紹介事業の事業責任者やコダワリの人材開発業務や採用統括業務など含めて幅広に従事。
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外資自動車メーカー2社を経験した後、コダワリにジョイン。
コンサルティングワークもこなす傍ら、人材紹介事業の事業責任者やコダワリの人材開発業務や採用統括業務など含めて幅広に従事。