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日本のコンサルファームの社員数をまとめてみた(Big4+α) [2018年度版]
拡大を続けるコンサル業界とコンサルファーム
数多くのコンサルファームが世の中にはありますが、総合系コンサルファームの中でもBig4+αの大手で比較してみました。ビック4のデロイト・PwC・KPMG・EYはグローバルで巨大ファームとも呼べる規模を誇っております。更には、Big4では無いですが、アクセンチュアの伸びが顕著です。
目次
日本における主要総合系コンサルファーム社員数
各ファームの公開情報を元に、最新の社員数を確認すると以下の様な結果となります。
(“約××名”として公開しているファームについては、そのまま掲載しております)
(社員数の後に、いつ時点の社員数であるか、ソース元を記載しております)
・デロイト トーマツ コンサルティング 2,381人
(2017年11月末時点 / コーポレートサイトより)
・PwCコンサルティング 約1,900人
(2017年6月末時点 / コーポレートサイトより)
・EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング 約1,300人
(2017年6月末時点 / コーポレートサイトより)
・KPMGコンサルティング 765人
(不明 / マイナビ2019より)
・アクセンチュア 約9,500人
(2018年3月時点 / コーポレートサイトより)
・アビーム・コンサルティング 3,131人
(不明 / コーポレートサイトより)
・ベイカレント・コンサルティング 1,273人
(2017年4月時点 / コーポレートサイトより)
・クニエ 500人
(不明 / コーポレートサイトより)
・日立コンサルティング 341人
(不明 / コーポレートサイトより)
・シグマクシス 401人
(2017年3月末時点 / 有価証券報告書より)
・(おまけ)コダワリ・ビジネス・コンサルティング 14名
*なお、IBMのコンサル部隊にフォーカスして書きたかったのですが、社員数非公開の為、掲載しておりません。
戦略系コンサルファームの社員数が数十名程度であるのと比較すると、総合系ファームの社員数は圧倒的に多いものとなっております。
特に目立つのは、1万人の大台に近いアクセンチュアの社員数ではないでしょうか。コンサルファームとしては国内でトップの社員数ですが、国内の外資系企業社員数でもトップ10に入る多さとなっており、ブランド力含め規模の原理が働いているのも納得いきます。
コンサル業界の成長は良いが
総合系はIT、戦略、人事、法務、財務など幅広い領域をカバーすることから、社員数は多くなりますが、昨今はシステム開発も自前で行う様になったため規模(社員数)の拡大が顕著な状況です。
さらにデジタル関連領域でのコンサルティング需要も増加し、総合系コンサルファームのさらなる拡大が見込まれている状況です。
この様な状況ですから、できるコンサル人材の確保が各社の共通課題となっています。コンサル人材だけでなく、開発に明るいエンジニアやデジタル関連に経歴を持つ人材の確保にも注力をしている状況です。
以前は狭き門と言われた大手総合系コンサルファームですが、昨今はその限りではない状態になってきているのかもしれません。(コンサルファームに昔から居る方々は口をそろえてこれを言いますね。)
[v025]
執筆者
-
外資自動車メーカー2社を経験した後、コダワリにジョイン。
コンサルティングワークもこなす傍ら、人材紹介事業の事業責任者やコダワリの人材開発業務や採用統括業務など含めて幅広に従事。
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外資自動車メーカー2社を経験した後、コダワリにジョイン。
コンサルティングワークもこなす傍ら、人材紹介事業の事業責任者やコダワリの人材開発業務や採用統括業務など含めて幅広に従事。