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サッカーをスポンサードするコンサルファーム(2) PwC & ABeam 編|2018ワールドカップ特集
PwC(プライス ウォーターハウス クーパース)とアビームコンサルティング(ABeam Consulting)は、それぞれ国内で1チームずつスポンサードしている
前回の(【2018ワールドカップ特集 | デロイト編】サッカーをスポンサードするコンサルファーム)に引き続き、ワールドカップ特集としてサッカーをスポンサードするコンサルファームを調べてみました。今回はPwCとアビームコンサルティング編です。
目次
PwCは東京ユナイテッドFCのユニフォームスポンサー
PwCは、PwC Japanグループとして関東1部リーグに所属している東京ユナイテッドFCのユニフォームスポンサーを2016年からつとめています。ユニフォームスポンサーということで、“PwC”のロゴが選手のユニフォーム背面にしっかり入っています。
J1チームではなく、何故東京ユナイテッドFCなのか?は正直分かりませんが、東京ユナイテッドFCの前身母体が東大LB(ライトブルー)と慶應BRB(ブルーレッド&ブルー)という2チームであることから、OBやOGによるサポートという面があるのかもしれません。(あくまで推察でしかありません)
アビームコンサルティングはモンテディオ山形のユニフォームスポンサー
一方、アビームコンサルティング(ABeam Consulting)も、2013年からJ2所属のモンテディオ山形のユニフォームスポンサーをつとめています。アビームはスポンサーとしてだけではなく、興味深いことに運営企業である株式会社モンテディオ山形に出資をしており、株式保有比率は49%となっています。コンサルファームが直接スポーツビジネスの運営に参画する珍しい例と言えるでしょう。
ヨットチームの「Team ABeam」を運営していることから、そこで培ったノウハウを他のスポーツビジネスに拡充させていると言えるでしょう。
PwCもアビームの場合も、J1のトップチームではなく将来に期待がもたれるチームを支援しており、プロモーションよりは地域振興などのCSR面での目的が大きいと考えられ、成長が続くコンサルファームがそういった活動に積極的になることでスポーツビジネスも成長していくことに期待をしたいところです。
[v033]
執筆者
-
外資自動車メーカー2社を経験した後、コダワリにジョイン。
コンサルティングワークもこなす傍ら、人材紹介事業の事業責任者やコダワリの人材開発業務や採用統括業務など含めて幅広に従事。
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外資自動車メーカー2社を経験した後、コダワリにジョイン。
コンサルティングワークもこなす傍ら、人材紹介事業の事業責任者やコダワリの人材開発業務や採用統括業務など含めて幅広に従事。