マッキンゼー・BCG・アクセンチュア出身の起業家・経営者一覧（2025年6月調べ）

企業の課題解決を支援するコンサルタントは、陰の立役者としてクライアント企業の経営を支えています。しかし、ポストコンサルのキャリアでは、実際に起業して成功を収める人も少なくありません。マッキンゼー出身の大前 研一氏や南場 智子氏の実績は、改めて説明するまでもないでしょう。

そこで本記事では、数多くのビジネスリーダーを輩出してきたマッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ、アクセンチュアの３ファーム出身の起業家・経営者を一覧にまとめました。

創業社長に限らず、現在代表や取締役として活躍されている方を対象としており、社外取締役は含んでおりません。なお、アクセンチュアに関しては、母数が大きいこともあり代表取締役にのみ絞って掲載しております。

マッキンゼー・アンド・カンパニー出身の起業家・経営者

ボストン コンサルティング グループ（BCG）出身の起業家・経営者

アクセンチュア出身の起業家・経営者

まとめ

今回の調査では、総勢94名が起業家・経営者として活躍されていることがわかりました。コンサルタントは、クライアント企業の経営層と対峙する中で、起業家マインドが育まれる傾向にあります。また、さまざまな業界に人脈を築けるため、パートナーや投資家を見つけやすい環境でもあります。もちろん、コンサルタントとして培ったスキルは、起業後の事業運営においても大きな強みです。

また、詳しい調査は実施しませんでしたが、ポストコンサルのキャリアとして政治家に転身する方も目立ちます。たとえば2024年の都知事選出馬で注目を集め、最近では参院選に向けて政治団体を設立したAIエンジニアの安野 貴博氏は、BCG出身です。さらに、大臣経験者では、自民党の茂木 敏充氏がマッキンゼー出身、同じく自民党の細野 豪志氏は、三菱UFJリサーチ＆コンサルティング（元三和総合研究所）出身です。

そもそもコンサルタントは、「課題解決志向」「自己効力感」「成長欲求」「分析的思考と好奇心」といったマインドを備えおり、逆にこれらが欠けていてはコンサルタントとして活躍するのは難しいです。同時に、このマインドセットは、起業家や政治家に必要な素質とも深く共通しているのでしょう。

［v076］

執筆者

D.I.コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社

2025年入社の新人アナリスト。
学生時代には、当メディア運営企業コダワリ・ビジネス・コンサルティングでインターンを経験する一方で、学生団体でも積極的に活動。これらの経験を通じて鍛えた“主体性”を活かして、一人前のコンサルタントになれるよう日々挑戦と失敗を繰り返している。
現在は外国の方とシェアハウスで暮らしながら、日々の会話を通じていろんな価値観に触れ、視野を広げている。

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