コンサルファームやコンサル業界の情報サイト | コンサルのあんなこと、こんなこと

view 1009

読了まで 6

年末年始に読むならこれ!2025年に出版されたコンサル関連書籍69冊を一挙にご紹介

年末年始に読むならこれ!2025年に出版されたコンサル関連書籍69冊を一挙にご紹介

AI・戦略・サステナビリティ…69冊から見えてくる、2025年のコンサル業界とは

2025年に出版されたコンサルティングに関する書籍を一覧で紹介していきます。

本記事で取り上げるのは、コンサルティングの思考や実務に通じる書籍9冊、コンサルファームもしくはファームに所属するコンサルタントが著者となる書籍が60冊となり、合計69冊にものぼりました。

AI時代に書籍の重要性について懐疑的な方もいると思いますが、筆者としてはコンサルタントという人間が価値提供するのに必要なこと(言い換えればAIが苦手とすること)は、書籍からこそ得ることができると考えています。AIは、情報の整理、要約、定型的なアウトプットの生成においては人間を凌駕しており、そういった作業は上手くAIを活用すればよく、コンサルタントは思考と洞察の深さで価値提供をすることを一層求められます。思考体系を確立すること、また、過去の様々なケースから人間的な要素を学ぶことで対クライアントワークに活かすには、書籍によるインプットは未だに効率的な手段と言えます。

冒頭コラムっぽくなってしまいましたが、書籍もやはり重要だよねと思っていただけたら、何か得るものがある書籍はないかな?と目を通してもらうと良いかと考えます。一部の書籍には、紹介コメントを入れておりますので、あわせてご覧いただければ幸いです。

コンサルテーマの書籍

コンサルテーマの書籍をスキル・業界・キャリアの3カテゴリーにわけてご紹介します。紹介順は順不同となります。

2024年も同様に、当メディアでコンサルティングの思考や実務に通じる書籍を紹介しましたが、昨年は19冊もあったのに対して、2025年は9冊にとどまりました。その内訳は、スキルや思考テーマをテーマとした書籍が中心となっています。

◇スキル、思考テーマ

構造化思考のレッスン課題解決の思考法「見えていない問題」を発見するアプローチ戦略コンサルのトップ5%だけに見えている世界
構造化思考のレッスン課題解決の思考法  「見えていない問題」を発見するアプローチ戦略コンサルのトップ5%だけに見えている世界

スキル・思考をテーマとした書籍として、上記3冊をまとめてご紹介します。

この3冊は、先述の“思考体系を確立すること”には有効です。若手コンサルや、ある程度実務経験をしてきた上でこれまでの取り組みを体系的に整理したい方にお薦めです。まず、「構造化思考のレッスン」で論理的な枠組みを習得し、「課題解決の思考法」でその枠組みを使って正しい問いを立てる実践力を磨き、最後に「戦略コンサルのトップ5%だけに見えている世界」で枠組み自体を超える視点を学ぶ、という段階的なアプローチが可能です。

このほかにも、AI時代のコンサルタントの基礎体力となる、「伝える力」「AIに任せる力」「考える力」を磨く書籍として、以下の3冊をピックアップしました。

結果を出すコンサルだけが知っている 「伝わらない」がなくなる話し方の順番ITコンサル1000人にAIでラクになる仕事きいてみた戦略コンサルの技術 70のスキームで身につける思考と分析力
結果を出すコンサルだけが知っている 「伝わらない」がなくなる話し方の順番ITコンサル1000人にAIでラクになる仕事きいてみた戦略コンサルの技術 70のスキームで身につける思考と分析力
*12/19発売

◇業界、知識テーマ

ビジネスモデル全史〔完全版〕 (日経ビジネス人文庫)

ビジネスモデル全史〔完全版〕 (日経ビジネス人文庫)

全史というタイトルの通り、約100年にわたる経営戦略論の変遷を歴史的文脈に沿って体系的に整理されている書籍です。フレームワークや、戦略領域のコンサルでよく出てくる単語が全体の中でどういった位置づけか把握することもできますし、現代的なテーマ(例えばDX)に対して、過去の戦略論がどのように役立ち、あるいは限界を迎えたのかという歴史的教訓を得ることができます。

コンサルティングビジネス

コンサルティングビジネス

タイトルどおり、コンサルティングビジネスの全体像をわかりやすく整理した一冊です。コンサル業界の歴史から実務の流れ、必要なスキル、未来の方向性までを俯瞰的にまとめており、コンサル業界の現況をざっくりと理解できます。

◇キャリアテーマ

経営者の右腕になる AI時代のITコンサルタント

経営者の右腕になる AI時代のITコンサルタント 単行本(ソフトカバー) 大野 聖一 O

AI時代のITコンサルタントの役割とスキルを実務的に整理した一冊です。経営者の右腕として、テクノロジーを戦略に落とし込む視点は、ITに限らず多くのコンサルタントにとっても参考になります。

コンサルティングファームの書籍

著者名がコンサルティングファーム、もしくは所属するコンサルタントとなっている書籍となります。こちらは一覧でご紹介します。なお、Big4は監査や税務テーマの書籍も出しておりますが、今回それらの書籍は取り上げておりません。また、25年12月末に発売予定となっている書籍も含んでおります。取り上げ順は順不同となります。

マッキンゼー

マッキンゼー リーダーの教室
マッキンゼー エネルギー競争戦略

BCG

全社デジタル戦略 失敗の本質
新規事業撤退力を高める
BCGプライシング戦略: 価格でビジネス・市場・社会を進化させる
BCGが読む経営の論点2026
BCG 経営課題解決「20の思考ツール」 成果を最大化する「7つの要素」

A.T.カーニー

A.T. カーニー 業界別 経営アジェンダ 2026
最強のサプライチェーン: VUCA時代を勝ち抜く レジリエンスを高める5つの方程式

デロイト

60分でわかる! 半導体ビジネス 最前線
ウェルビーイングのジレンマ 幸福と経済価値を両立させる「新たなつながり」
コンサルタント3年目までの必修ビジネススキル キャリアを踏破するためのサバイバルマップ
TNFD企業戦略〈改訂版〉: ネイチャーポジティブとリスク・機会
女性社外取締役のリアルガイド

PwC

BDDを活かす 各種DDとの連携と応用: ビジネス・デューデリジェンス個別編IV
企業変革のためのM&A
今すぐ使えるかんたんbiz Microsoft 365 Copilot 効率UPスキル大全
SDV革命 次世代自動車のロードマップ2040
世界の「分断」から考える  日本企業 変貌するアジアでの役割と挑戦
サステナビリティ新時代 成果を生み出すホリスティック×システミックアプローチ
エンベデッド・インシュアランス2.0: 成功の要諦
AI経営講座 スーパーエッセンシャル版
世界で勝つエンタメビジネス ~異業種連携で広げるIP活用戦略~

EY

ビジネスプロセス変革: 競争優位を保つGBS成功への4段階モデル
3つのステップで成功!社会課題で新規事業をつくる 「ソーシャル×テクノロジー」で生まれるビッグチャンス
ジョブ型人材マネジメントのその先へ スキルベース組織の教科書
究極のコスト構造改革(コストトランスフォーメーション): ケースで学ぶ 調達・投資・企業体質の強化
地方を救う 官民共創ビジネス 地域発イノベーションの実践術
技術安全保障 科学とイノベーションは平和のために何ができるか
AIエージェント

KPMG

60分でわかる! 最新 IPビジネス 超入門
AIで加速する エマージングテクノロジー

アクセンチュア

半導体エコシステム グローバル共創が拓く産業の新時代
AWSクラウド設計完全ガイド
外資系コンサルのデータ分析技法: 生成AIを使いこなすデータスキル
外資系コンサルの仕事の進め方: 実践の場で使える問題解決の基盤スキル
AI未来シナリオ2030 (*12/16発売、リンク先は日経BPマーケティング)

アビームコンサルティング

顧客中心主義経営 3.0 データドリブン時代だから実現できる人・企業・地域の未来を創る経営手法
新規事業の種をつかむ: 信頼から生まれる共創が未来を拓く

フォーティエンス(旧クニエ)

生成AI活用の最前線: 世界の企業はどのようにしてビジネスで成果を出しているのか
全社でデータを活かす技術 データマネタイゼーションの成功法則
スマート・ライバル ビッグ・テックと戦う企業
フュージョンストラテジー: リアルタイムデータとAIが切り拓く産業の未来
デジタル多国籍企業: 分断化する世界でいかなるグローバル戦略をとるべきか
AI AND INNOVATION(AI・アンド・イノベーション): AIで未来を先取りし、ビジネスを変革する方法

シグマクシス

AIエージェント革命 「知能」を雇う時代へ

ベイカレント

高成長体質になる 緩慢な衰退から抜け出し、持続的成長力を得る5つの核心

野村総合研究所

ITナビゲーター2026年版
生成AI・30の論点 2025-2026
日本経済の今を理解する7つのキーワード
図解CIOハンドブック 改訂6版
ビジュアル AI活用基本スキル96
ITロードマップ 2025年版
Z世代コミュニケーション大全
非財務資本で企業価値を高める
パッとロジカルに考えるための 瞬間論理的思考トレーニング
「いつの間にか富裕層」の正体 普通に働き、豊かに暮らす、新しい富裕層
日本の差別化戦略: 人口減少社会への処方箋
AI羅針盤

三菱UFJリサーチ&コンサルティング

2026年 日本はこうなる

今回、2025年に出版されたコンサル書籍を一気にご紹介しましたが、大量なこともあり個別にしっかりご紹介できていない点はご容赦いただければと思います。

冒頭書いた通り、書籍によるインプットは、AIが得意とする浅く広い情報処理の対極にある、コンサルタントのコアスキルを磨くことを可能にする手段でもあります。読者の方ご自身の課題感や置かれた状況に応じては役立つ書籍があることを願います。

[v334]

執筆者

山中 悠太郎
山中 悠太郎コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 コンサルキャリアカンパニー
外資自動車メーカー2社を経験した後、コダワリにジョイン。
コンサルティングワークもこなす傍ら、人材紹介事業の事業責任者やコダワリの人材開発業務や採用統括業務など含めて幅広に従事。
  • RSS

執筆者

山中 悠太郎
山中 悠太郎コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 コンサルキャリアカンパニー
外資自動車メーカー2社を経験した後、コダワリにジョイン。
コンサルティングワークもこなす傍ら、人材紹介事業の事業責任者やコダワリの人材開発業務や採用統括業務など含めて幅広に従事。

PICKUP注目記事

RANKING人気記事ランキング

一覧

NEWS新着ニュース

一覧

PICKUP注目記事

BACK TO TOP

BACK TO TOP

×
ニュースレター登録
×
ニュースレター登録