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ロジカルシンキングとは?現役コンサルタントがわかりやすく解説|ビジネスの基本スキル

ロジカルシンキングとは?現役コンサルタントがわかりやすく解説|ビジネスの基本スキル

まず押さえたい、「ロジカルシンキング」3つの基本ポイント

従来は「コンサルならでは」のスキルだったロジカルシンキングも、一般的なビジネススキルとして認知が広がってます。ロジカルシンキングが広がるとともに色んな解説が溢れかえった結果、「結局、ロジカルシンキングって何?」と思ったことはないですか。今回はそんな稀有な(?)方やロジカルシンキング初心者の皆様、加えて、新人育成や組織でのスキル標準化に悩む人事・教育担当の方、部門のメンバースキルにお悩みの部門長の方などに向けて、ロジカルシンキングのポイントを超ざっくり解説していこうと思います。

「お前も新しい解説を増やすんかい!」と冒頭から突っ込まれそうですが、まさに今回はレッドオーシャンに飛び込む記事でございます(笑)。

ロジカルシンキングとは?なぜ重要?

まず「ロジカルシンキングとは何か?」ですが、「自分の考えを相手に理解してもらい、相手に動いてもらうための考え方」と今回は定義します

仕事は関係者が納得した結論をもとに進むものです。そのため、自分の考えを相手に納得してもらえないと仕事が円滑に進まず、ただただ時間を浪費します。そして、相手からは「コミュニケーション負荷が高いやつ」という悲しいレッテルを貼られます。効率的に仕事を進めるためにも、周囲と穏やかな関係を築くためにも、ロジカルシンキングは重要です。

問題解決の文脈で説明されることも多いですが、今回はコミュニケーションの側面に焦点をあてて解説します。

では早速、そんなロジカルシンキングのポイントを解説していきます。

Point ① 相手ありきを追究する

どんな仕事も相手に理解してもらえないと意味がなく、どんなに素晴らしい検討結果も相手に伝わらなければバリューゼロです。大事なのでもう一度書きますが、相手に伝わらなければバリューゼロです。

そのため「自分が」ではなく「相手が」理解できる論理や表現を徹底的に追究することが、ロジカルシンキングの重要なスタンスです。

また、「お前暇そうだから『あんなこと、こんなこと』の記事を書いておいて」のように、どんなにぐうの音の出ない正論でも相手がネガティブな気持ちになるメッセージだと相手は動いてくれません。感情面でも相手に十分配慮しましょう。

Point ② 相手の知りたいことにきちんと答える

 ビジネスにおけるロジカルなメッセージの構成要素は以下です。

  • 問い:相手の知りたいことは何か?
  • 結論:問いに対する答えは何か?
  • 根拠:なぜ結論が妥当といえるのか?
  • 相手に期待する反応:結論を受けて相手にどうしてほしいか? 

「問い」がなければ「何の話をされている?」となり、「相手に期待する反応」がなければ「私は何を求められている?」と受け手は混乱します。このように、上記の要素が1つでも欠けると相手に伝わらず、「何言っているかわからないヤツ」認定をされやすくなるため、まずはこの4点セットを意識しましょう。

また、最も多い失敗の1つは「結論」が間違っていることではなく、そもそも「問い」がズレていることです。

例えば、愛の告白。相手が「私への愛の大きさを証明してほしい」と思っているなら、情熱的な愛のメッセージが正解です。しかし、もし相手が「この人と将来やっていける経済力があるか?」を最も気にしているなら、いくら愛を叫んでも相手の心は動きません(結果、お付き合いができないかもしれません)。

このように「相手の知りたいことは何か」がズレていると、伝えるべきメッセージもズレて、最終的に相手に期待する反応も得られなくなるため、要注意です。

Point ③ 納得感のあるメッセージを作る

結論だけを伝えても、相手は「なんで?」となるため、相手が納得する根拠も一緒に伝える必要があります。結論に対して「なぜそう言えるのか?」根拠に対して「結局、何が言えるのか?」の双方向で論理的な関係になっている状態を目指しましょう。

また、事実がもとになっていない根拠は、「それってあなたの感想ですよね?」と受け取られ、周囲の納得感が得られにくいです。事実不在の議論は、「私はこう思うから」「僕はこう思うから」…と空中戦になりやすいこともあり、事実をおさえた上で議論をするように意識しましょう。

一方で、「売上が下がってます」のように事実だけを伝えても、「だからなんですか?」と言われてしまいます。「売上が下がっていて、我が社の危機だと思っているので、何か対策を考えましょう」のように、事実をどのように解釈して何をすべきかまで言及して相手に伝えましょう。

最後に

繰り返しになりますが、ロジカルシンキングについての解説は数多くあり、そのどれもが間違いではないと思います。そのため、自分が腹落ちする解説を仕事に活かしてもらえればと思いますが、それがこの記事だと嬉しいです。

今回はざっくり理解のための記事だったので「じゃあロジカルシンキングを身につけるために具体的に何をすべきなの?」が気になる人事・教育担当者の方には、コンサルスキルが身につく研修サービスを提供しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者

H.M.
H.M.コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 コンサルタント
ITやBPR領域でのコンサルティングを得意とする。新規領域でコンサルとしてのキャッチアップ能力の速さと無駄なことをしないスタンスで、周りを巻き込みながら最適なアプローチで課題解決をはかる。
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