デロイト トーマツ、エイ・シームジャパンを買収
サイバーセキュリティ起点のIT支援体制を強化
合同会社デロイト トーマツ(Deloitte Tohmatsu LLC)は、2026年10月1日付で、株式会社エイ・シームジャパンの全株式を取得したと発表した。また、同日付で、100%子会社のデロイト トーマツ ウェブサービス株式会社(DWS)を存続会社として、エイ・シームジャパンを吸収合併した。
これにより、顧客のサイバーセキュリティ対応力を高めるとともに、システムの構想から開発・導入、保守・運用、継続的な改善までを一貫して支援する体制を強化するとしている。
企業のクラウド活用やITによる事業変革が進む一方、システムの構想から開発・導入、保守・運用までが部門やベンダーごとに分断され、IT部門に関係者間の調整や意思決定が集中するケースが増えているという。また、サイバー攻撃の増加・高度化にともない、エンタープライズ領域ではセキュリティ対応の重要性も高まっているという。
エイ・シームジャパンは2009年の設立以来、企業のIT部門を対象に、統合管理やセキュリティソフトウェア、IT基盤の設計・開発・保守などを提供してきた。特に金融機関をはじめとするエンタープライズ領域で、セキュリティ運用管理や技術支援に関する実績と専門人材を有する。
存続会社となるDWSは、サ ーバーレスやコンテナ、DevOpsなどのクラウド技術を活用した構築・運用と、セキュリティを強みとしている。24時間365日体制で監視するCyber Intelligence Centerなどと連携し、インシデント対応やクラウド運用を支援している。
デロイト トーマツは、こうした課題に対し、顧客のIT部門に伴走するテクノロジー支援サービス「On-site Engineering」の提供体制を強化する。同サービスでは、DWSをはじめとするグループの専門人材が、ITインフラ、クラウド、サイバーセキュリティを中心に、プロジェクト推進やベンダー間調整、障害・変更管理、成果物レビュー、運用改善などを支援している。
今後は、DWSとエイ・シームジャパンの強みと専門人材を融合し、顧客先で活動する人材と国内拠点・リモートの専門チームなどが連携して継続的に支援することで、顧客のIT部門における実行力と変化対応力の向上に貢献していくとしている。
(デロイト トーマツ ニュースリリース)
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