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フリーコンサルが案件を途切れさせない術 後編【備えておくべきポイント】
案件が途切れないようにベテランのフリーコンサルが常に意識していることは?
フリーのコンサルタントが案件を途切れないようする秘訣。後編となる今回の記事では、どんな環境においても案件がなくならないための“備え”について、3つのポイントでお伝えします。フリーコンサルとしてのキャリアを進む上で意識していただいたい内容ですので、ぜひご覧になってください。
目次
フリーのコンサルの大敵
フリーのコンサルにとって怖いのは不景気です。コンサル案件のクライアントは大手・上場企業を主とする以上、将来への投資が停滞する不況には弱く、影響を受けやすいと言えます。 特に非システム系のコンサル案件は、法的な事由や企業の存続に関わるケースでもない限り、バタバタとプロジェクトが中断していきます。
不景気な状況になり、案件が途絶えてからどうにかしようと対処を考えても手遅れですので、景気の良いうちに備えておくことが必要です。
フリーコンサルとして備えておくべき3つのポイント
不景気でも案件が途切れないように、以下3つの備えをしておくことをおすすめします。
1.知識・スキル
ニーズの高い知見やスキル(技術)を持ち合わせておきましょう。これは常に時代との追い掛けっこです。ファームからのサブコン案件の場合、特にそのファーム及び社員が持ち合わせていない差別化ポイントが必要で、社内の人間がアベイラブルである(そのため外注禁止令が出ることも)にも関わらず、外部のフリーコンサルを起用する根拠となる知識とスキルを身に付けておくべきです。
2.レジュメ映えする支援経験
1つ目とやや被りますが、知識とスキルがあっても実績がないと評価されにくいのがフリーコンサルの厳しさです。専門的知識が活かされる案件や汎用的でつぶしが利くポジションなど、とにかく不景気でも需要がありそうな領域で経験を積み、レジュメを充実させていきましょう。
3.人脈
不景気を考えると、クライアントが一本化していると危険です。その企業に案件があるうちは良いが・・・という状況に陥ります。コンサルファームのサブコン案件に従事し、そのコンサルファームから常時案件が来る状況でも気を抜いてはいけません。
そのため、ポートフォリオを組むことが重要となります。さらに、ユーザー企業やコンサルファーム及びコンサル案件紹介会社エージェントと幅広に、かつ相互に信頼関係も確実に構築した上でポートフォリオを組む方が安全です。もしコンサルファーム在籍時の人脈があるならば、大事に繋げておきましょう。フリーランスになってから得るのは難しいもので、貴重な強みとなります。
まとめると
今現在はコンサル市場も活発に動いていますが、安心してはいけません。ベテランのフリーコンサルは常にリスクに気をくばり、どんな環境でも生き抜けるように、様々な備えをしてきています。これにより、案件の単価は上がっていきますし、もし企業への再就職をしようと思っても条件良くいくと思います。安易にフリーコンサルの道を歩む人もいますが、ご自身の人生設計の中で最適な選択は何か、十分に考え抜いたうえで選択していただければと思います。
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案件が途切れないようにする方法について、前編・後編に分けてお伝えしましたが、当サイト運営会社では、案件紹介事業も展開しております。理想的な案件探しをサポートしますので、ぜひご登録ください。
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執筆者

- コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
- 事業会社にて企画管理関連のキャリアを積んだ後、コダワリに中途入社。チームのためなら何でもこなす、営業部の汗っかき。プライベートでは音楽と猫を愛するインドア人間。
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