KPMG、AI変革を総合的に支援する横断組織「KPMG AiX」を新設
メンバーファーム横断で400人規模の専門人材を結集、攻めと守りを両立
KPMGジャパンは、2026年8月より、AI変革(AI Transformation)を総合的に支援する横断組織「KPMG AiX」を新設すると発表した。
KPMGアドバイザリーホールディングス株式会社を中心に、KPMGコンサルティング、あずさ監査法人、KPMG FAS、KPMG Forensic & Risk Advisory、KPMG税理士法人、KPMG Ignition Tokyoなどから400人規模の専門人材を結集させた、アドバイザリー領域における横断組織となる。
生成AIやAIエージェントを活用して競争優位性を築くには、「攻め」(事業変革・事業創造)と「守り」(リスクマネジメント・ガバナンス)を両立させたAI変革を実現する必要がある一方、多くの企業では個別部署の業務効率化やPoC(概念実証)にとどまり、全社展開や大きな事業成果の創出につなげられていないという。
その要因として、「攻め」では社内の多くの部署をまたいだ横断的な対応が求められること、「守り」ではデータの信頼性の確保や、AIのアウトプットに対する説明可能性・透明性の担保といったリスクマネジメント・ガバナンスの問題を解決し、カルチャー変革を伴う人材・組織強化にも向き合う必要があることを挙げている。こうした課題の解決には一つの専門性だけでは十分ではないことから、メンバーファームの多岐にわたる専門人材を結集させ、同組織の新設に至ったとしている。
KPMG AiXの特徴としては、「総合的・横断的な伴走型支援」「リスクマネジメント・ガバナンス対応」「ベンダーニュートラルなAI活用支援」の3点を挙げている。
AI戦略から、データ・AI基盤整備、AIエージェント活用、業務変革、リスクマネジメント・ガバナンス、人材・組織強化までワンストップで対応し、本質的な課題解決まで伴走する。また、会計監査や税務業務を含む総合アカウンティングファームとして、「信頼」が不可欠な領域で培ってきたリスクマネジメントやガバナンス、内部統制、コンプライアンスの知見・実績を活かすとともに、特定のベンダーや製品、プラットフォームに依存しない中立的・客観的な立場から、クライアントの経営課題や既存システム、リスク許容度に応じたAI活用を支援するとしている。
提供サービスには、CxOが目指す経営戦略と整合したデジタル変革・AI戦略の立案、AIエージェントの活用によるEnd to Endの業務変革・オペレーティングモデル改革、AI・データを活用した新規事業・サービス創造の支援のほか、AIガバナンス・内部統制の構築、国内外のAI関連規制(EU AI Act等)への対応支援、AIモデルの検証・信頼性評価(モデルリスク管理)などを掲げている。
(KPMG ニュースリリース)
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