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こう言われてももう詰まない!若手コンサルが気をつけるべきポイント解説

こう言われてももう詰まない!若手コンサルが気をつけるべきポイント解説

コンサルあるあるLINEスタンプに学ぶ、上司が詰める理由とは

コンサルあるあるなセリフが面白いとご好評いただいている弊社提供のコンサルLINEスタンプ。「耳にたこができるほど言われた」指摘や「よく部下に対して使っている」言葉も多いのではないでしょうか?今回はその内よく使われる4つを取り上げ、コンサルタントの間でよく使われるシーンと、使われたときに配慮すべき点をご紹介します。「業務の中で実際に使われていたらどうしよう…」と不安になるも、かなりの高確率で使われるスタンプを集めました。実践における対応力強化のため、もしくは息抜きとして「あるある~」を楽しむため、ぜひご一読ください!

言っている意味が分からない

よく使われるシーン

チャット
リモート中にチャットで上司に相談しようと思い立つ。テキストでのやり取りなので「誤解を招かないように」と表現に気を配った結果、無駄に長文になってしまい、上司から「何言っているか分からない」とレスが来た。

進捗確認
納期に間に合わなそうでテンパっているときに、上司からその業務の進捗状況を聞かれた。焦っていて自分でも状況を整理できていないまま、ぼやっとした進捗状況を説明したら、上司に「何言っているか分からない」と言われ、さらにテンパる。

会議
初めて会議に参加。緊張して自分でも途中から何を言っているのかわからなくなったが、勢いでなんとか議題を提起。案の定、その場にいた上司全員に「言っている意味が分からない」という顔をされ、心がおれかける。

使われたとき配慮すべき点

①メッセージはシンプルに
伝わるか不安になって色々な副詞や形容詞を付けたしたくなるが、それはかえって逆効果。余分な部分を削り落としてシンプルにメッセージを伝える。ただし、そうすると今度は情報不足になるケースもあるため、過不足の塩梅を見極めることが大切。この塩梅は「言っている意味がわからない」と言われる中で身に付けていくしかない。
②言いにくいことも正直に伝える
言い出しにくい話題の核心を避けてそれとなく伝えようとすると、回りくどい言い方になって結局相手を不安にさせる。それだけでなく、状況が伝わらないためリカバリが遅れ、周囲に迷惑を掛けてしまうことも。それなら腹をくくって伝えて、潔く詰められよう。
③回答がまとまらないときは一度整理する時間をもらう
見切り発車して話し始めてしまったとき、そのまま勢いで話し続けても誰も得をしない。タイムイズマネーなので、一旦整理する時間をもらって仕切りなおすのが得策。

当該スタンプのキャラクターは、コンサルタント職位のケニーとなります。
他にもコンサルタント職ならではのボヤキがあります。ダウンロードはこちらから。

MECEじゃない

よく使われるシーン

資料のレビュー
気合いを入れて徹夜で作成した資料のレビュー会で「MECEじゃない」のオンパレード。コンサルタントになって初めて生で「MECE」というワードを聞き、「MECEじゃない」という指摘の数に比例してなぜか充実感も味わえた。(初回以降はもちろん反比例なので、「MECEじゃない」と指摘される度に充実感は減っていき、後の修正作業量を憂いてただ気が重くなっていくだけであった、、)

プライベート
普段のコンサル業務において、無意識レベルでMECEに思考している上司たち。プライベートでも、レストランのメニュー表やお客様アンケートの選択肢に対してつい「MECEじゃない」と指摘してしまうのであった。

使われたとき配慮すべき点

①項目の粒度を合わせる
MECEじゃないと指摘された箇所をもう一度眺めてみて、同列に並んでいる項目の粒度が揃っているか確認する。項目の粒度を合わせていくことで、だんだん構造化された全体像がみえてくるはず。
②フレームワークのストックを増やす
ありがたいことに、世の中には端からMECEに分類されている思考の型=「フレームワーク」が数多く存在する。実践で使いこなせないフレームワークを丸暗記しても意味がないが、使えそうなものをストックしておくことで、いざというときにMECEに思考しやすくなる。
③(中級編)日常生活でもMECEに分類しまくる
例えば、道端で見かけた学校を様々な切り口でMECEに分類してみたり、夕食にカレーを作る際に必要なものをMECEに分類して洗い出してみたり、、、その積み重ねでいつの日かMECEマスターになれるかもしれない(?)

で?

よく使われるシーン

調査報告
市場調査の結果を意気揚々と上司に報告したところ、「で?」と言われ、その調査結果を踏まえてどうするべきかを詰め切れなかった自分の未熟さを嘆く。

会議
会議の場で、最終的に相手に何をして欲しいのかを曖昧にしたまま資料の説明を始めたため、一通り説明し終えたタイミングで上司に「で?」と言われる。今までの時間は何だったのかと虚しくなる。

休暇取得交渉
有休が欲しいということを回りくどく説明したら、結局何がいいたいのか上司に伝わらなかったようで「で?」と言われて、さらに言い出しにくくなる。

使われたとき配慮すべき点

①自分なりの仮説を常に持つ
問題提起でも結果報告でも、事実や状況の報告に終始して、相手に判断を丸投げしないこと。いかなる時も自分なりの仮説を持って上司と対峙する。
②どのようなアクションをとってほしいのかを伝える
自分に何を求められているかわからないまま長々と説明されても「で?」となるのは当たり前。コンサルはいつでも「結論が先」と覚えておこう。
③強い心を持つ
上司に真顔で「で?」と言われても、折れない強い心さえ持っていれば、先述の方法でまだ挽回することは可能。ネバ―ギブアップ。

当該スタンプのキャラクターは、マネージャ職位のマクガイアとなります。
他にもマネージャ職ならではの苦言が多々あります。ダウンロードはこちらから。

私の10分、いくらか分かってるの?

LINEキャラクター「エリザベス」とは?
最上位タイトルのパートナー職位。いわゆる顧客への請求単価は、月額1000万円/100%を超え、時間単位10万円相応になるケースも。
パートナー職位になると、自分の統括する全プロジェクトはもちろん、共同経営者として社内組織ごともやらねばならず超多忙である。対応する課題は難度もリスクもより高くなり、時にイラついていることも。そのような前提の下、このような発言が生まれることは理解しおくと良いだろう。

よく使われるシーン

資料のレビュー
前回提案したことが修正されていない。ほんの些細な事であるにも関わらず、「私の時間をなんだと思っているの?」と総攻撃が始まる。

リスケ依頼
パートナーにレビューをお願いしていたものの、資料作成が終わらず、リスケ依頼。パートナーの時間都合的に夜中になってしまったために、堪忍袋の緒が切れて、「私の単価いくらか分かってるの?」捲し立てられる。

採用面談
採用面談でパートナー面談するまでもないような人材の面談となってしまい、相手方にはネットに書き込まれる等のリスクを考慮し、丁寧に対応するも、戻ってきて大暴れし、「あいつ、私の時間いくらか分かってるの!」とブチ切れ。

使われたとき配慮すべき点

①大前提として超多忙なので、その点を理解してあげる
これはパートナーに限らず、クライアント社長に対しても同様。超多忙なことを理解した上で、相手の時間に対する配慮を徹底する。
②そもそも機嫌が悪そうな時には近寄らない
近寄るタイミングによっては火に油を注ぐことになりかねないので、相手の機嫌に対して細心の注意を払う。
③相談内容にも応じたタイミングを見計らう
「思い立ったが吉日」ですぐに相談しにいくのではなく、相談内容の緊急度と相手の様子を鑑みた上で、適切なタイミングで相談する。

当該スタンプのキャラクターは、パートナー職位のエリザベスとなります。
他にもパートナー職ならではのハラスメント発言が多々あります。ダウンロードはこちらから。

まとめ

弊社のスタンプの中でも選りすぐりの4つの「詰めるコンサル」名言を取り上げました。「よく使われるシーン」を読んで、同じように指摘された過去を思い出した方も多くいらっしゃったのではないでしょうか?

スタンプ集は利用にハラスメントリスクをはらむものも多々ありますので、ご自身の責任でご利用ください(笑)

コンサルあるあるLINEスタンプバナー


[v212]

執筆者

A.H.コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 アナリスト
学生時代に体育会で身につけた体力と精神力を糧に、アナリスト職として日々奮闘中。最近の趣味は業務プロセス設計。プライベートの時間は、ジムにスキーにダンスにテニスとアクティブ三昧で、「楽しく痩せる」をモットーにダイエットに励んでいる。
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